新型コロナウイルスの感染対策が大幅に緩和されるなか、最大9連休となるゴールデンウイークが始まりました。初日の4月29日は天気にも恵まれ行楽地などでは、多くの人出でにぎわいました。

 29日午前10時半ごろのJR宇都宮駅は、朝からキャリーケースやバッグを持って帰省する家族連れなど多くの人の姿が見られました。

 JR東日本によりますと東北新幹線下りの自由席の乗車率は、午前9時ごろから徐々に増え最大で80%でした。連休の期間中は東北新幹線の上下線で定期列車と臨時列車を去年(2022年)より2割ほど増やして対応するということです。

 また、29日は晴天にも恵まれ「春の陶器市」が始まった益子町には栃木県内外から多くの観光客が訪れ4年ぶりに活気ある大型連休の賑わいが戻ってきました。コロナ対策として去年まで行っていた検温した来場者へのリストバンド着用は行わず制限のない開催となりました。

 会場には販売店などおよそ700のテントが軒を連ね訪れた人たちは会話をはずませながら好みの陶器を品定めしていました。

 また、去年まで禁止していた「食べ歩き」が復活し出店を控えていた飲食店も期待を寄せています。春の陶器市は5月7日まで開かれています。