今年(2023年)創立50周年を迎えた、日光市の製薬会社の工場が、環境にやさしいサスティナブルな活動を広げていこうと4月28日、環境に良いといわれ、紙の原料にもなる植物ケナフの苗を植えました。

 ケナフの苗の植栽を行ったのは、日光市土沢のグラクソ・スミスクライン今市工場です。

 工場は今年、創立50周年を迎えこの日、工場を挙げて行った記念のイベントには工場の従業員や東京の本社社員など、およそ280人が参加しました。

 イベントのテーマは「人との繋がり、モノづくり、サスティナビリティ」で従業員から寄せられた100件の提案の中から、布や紙の原料にもなり環境学習としても栽培される、多年草の植物、ケナフを栽培することにしました。

 オープニングイベントでグラクソ・スミスクラインのポール・リレット社長と今市工場のカーリアン・智美工場長があいさつ。続いて、参加者全員が27班に分かれ駐車場横の一角にケナフの苗およそ200本を植えました。

 参加者たちはケナフの苗が入ったポッドを、地面にひかれた白線に沿って次々と植えていきました。

 工場ではケナフを秋ごろ収穫して紙をつくり工場内で使用する予定ということです。