栃木県市町村総合事務組合は、所有する宇都宮市昭和1丁目の県自治会館について老朽化を理由に建て替えを決めたと発表しました。

 県市町村総合事務組合は、自治会館北側の駐車場として使っているおよそ3千900平方メートルの敷地に新しい会館を建設し2026年度に利用を開始するとしています。

 組合によりますと、現在の建物は建築されてから今年(2023年)で47年ほどが経ちエレベーターやトイレなどの設備の老朽化が著しくバリアフリーなどへの対応も必要になっていることから建て替えを決めたということです。

 新しい会館は組合が自己資金で整備し、2025年度末までに完了を目指します。また、新しい会館を整備した残りの敷地については民間事業者による土地の活用を図り会館を運営する組合の財源の確保に努める方針です。

 組合では 民間事業者ならではの柔軟な発想で幅広い意見や提案を求めていて5月8日に説明会を開いて事業者からアイデアを募り今後、策定を予定している「事業者の募集要項」の参考にするということです。