奥日光の環境保全に役立ててもらおうと国内大手の飲料メーカーが27日、売上の一部を県に寄付しました。

 県庁を訪れたのは「お~いお茶」ブランドなどの飲料を製造販売する「伊藤園」の北関東・東関東地域営業本部の平岡和宏本部長など4人です。

 伊藤園では2022年11月から12月にかけて「お茶で栃木を美しく」をテーマに、奥日光の環境を保全する活動を支援するためのキャンペーンを行い売上の一部となる65万円を県に寄付しました。

 2010年から始まった寄付は、今回11回目でこれまでにおよそ1千300万円に上ります。

 県では奥日光の湯ノ湖に繁殖する北米原産の外来種の水草「コカナダモ」を除草する活動などに役立てていて、福田富一知事は「清らかな水を次世代に引き継ぐため大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べました。