29日から始まる今年の大型連休、新幹線や高速道路は下り方面で5月3日に最も混雑すると予想されています。

 新幹線について、JR東日本によりますと東北、上越、北陸、秋田、山形の各新幹線の指定席は4月13日現在、すでに75万席の予約がありました。前の年(2022年)に比べるとおよそ2倍、コロナ禍前の2018年と比べても94%と回復基調が伺えます。

 下りで最も混雑が予想されているのは5月3日で、4月25日現在、東北、北海道、秋田、山形の各新幹線とも午前中は、ほぼ満席です。また、連休が始まる4月29日の下りも午前中は一部の列車を除いてほぼ満席の状態となっています。帰りの混雑のピークは5月6日で午後の便を中心にほぼ満席、あるいは混雑している列車が多くなっています。

 高速道路について、ネクスコ東日本によりますと下り方面の渋滞のピークは5月3日と4日、上り方面は5月4日と5日と見込まれています。

 栃木県内関係では、行楽帰りの東北自動車道上り方面で20キロ以上の渋滞になると予想しています。4月30日の午後に羽生パーキングエリアを先頭に栃木インターチェンジ付近まで20キロ。5月5日の午後、加須インターチェンジを先頭に栃木インターチェンジ付近まで30キロ。5日のほぼ同じ時間帯と5月6日の午後、上河内サービスエリアを先頭に西那須野塩原インターチェンジ付近まで20キロの渋滞となる見通しです。

 なお、4月29日から5月7日までは高速道路の休日割引は適用されません。