ドラマ3期の衣装、写真は富山展のもの

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 ドラマ「岸辺露伴は動かない」展が、4月17日から5月7日にかけて渋谷・NHKプラスクロスで開催される。昨年末にNHKで放送された荒木飛呂彦原作・高橋一生主演の実写ドラマ「岸辺露伴は動かない」3期の衣装や小道具、特殊造形を展示するもので、目玉企画として「露伴の書斎」を一部完全再現する。4月17日は一部オープン、18日より全エリアオープン予定。入場無料。

 ドラマ「岸辺露伴は動かない」シリーズは、荒木の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第4部「ダイヤモンドは砕けない」とスピンオフ漫画「岸辺露伴は動かない」に登場する漫画家の岸辺露伴を主人公にしたストーリー。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ露伴(高橋一生)が、編集者の泉京香(飯豊まりえ)を相棒に、奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かっていく。2020、2021、2022年の年末に3期にわたって放送され、反響を呼んだ。

 本展では、ドラマ3期にわたってキャストが実際に着用した岸辺露伴、泉京香、ゲストキャラクターら17点の衣装、人物デザイン監修・柘植伊佐夫氏による衣装デザイン画(原画)、渡辺一貴監督の書き込みのある台本などを展示。

 特殊造形では動く仕掛けにした“桐子のミイラ”(※ドラマ2期「六壁坂」で白鳥玉季が演じた)を初公開。「露伴の書斎」では、露伴が漫画を描く際に使用している机、椅子、ペンや書籍などが見られる。

 17日にはドラマ1期のみを展示(衣装7点程度、露伴のヘアバンド、ピアス、Gペンなどの小道具、志士十五の喉など)。18日より3期までを網羅した内容となる。

 入場は10:00から21:00まで(最終入場20:30)。詳細はNHKプラスクロスHP(https://www.nhk.or.jp/plusx/)で確認。(編集部・石井百合子)