火星探査機(ローバー)の設計・製造技術を競う国際大会への出場を目指して5か国の学生が参加しているチーム「KARURA(カルラ)」は、試作機の製作資金を募るクラウドファンディングを開始しました。


KARURAは日本・米国・中国・ベトナム・インドの学生が参加するプロジェクトチームで、毎年6月にユタ州南部の砂漠で開催されている世界中の大学生を対象としたロボット工学コンテスト「火星探査機国際競技大会」(URC:University Rover Challenge)での優勝を目指しています。


2024年の大会に向けて試作機の設計と開発をスタートしたKARURAチームは、機構を作るための機械部品、制御のための電子部品および通信機器の購入に関して、今回開始したクラウドファンディングで支援金を募っています。


【▲ 試作機1号の様子(Credit: KARURAプロジェクト)】


支援金の受付は国内の大手クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて実施しており、支援金額に応じてKARURAオリジナルのステッカー、缶バッチ、Tシャツといったリターンが用意されています。


なお、クラウドファンディングの実施期間は2023年2月17日〜4月23日、リターンの配送は2023年7月を予定しているということです。クラウドファンディングに関する詳細は、CAMPFIREのKARURAプロジェクトページをご参照下さい(URL:https://camp-fire.jp/projects/view/653058)。


【▲ KARURAプロジェクトが開発予定の火星探査機の完成イメージ図(Credit: KARURAプロジェクト)】


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Image Credit: KARURA プロジェクトCAMPFIRE - 世界中の学生と宇宙開発を!5カ国を巻き込んだ火星探査機の開発に挑戦!!

文/sorae編集部