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 セリエAで残留争いを展開中のスペツィアに対して、1−2と敗戦を喫することになったインテル・ミラノ。それでも順位表では2位につけるが首位ナポリとの差は18にまで広がり、また国内カップ戦ではユベントスとの準決勝に進出しているものの、現状で明るい話題を提供するにはチャンピオンズリーグでの活躍が絶対条件だ。

 そんな中で迎える本日火曜のチャンピオンズリーグ16強セカンドレグ、FCポルトとの一戦では、ファーストレグにて
途中から出場し、終盤に決勝点をあげる活躍をみせたロメル・ルカクの先発起用も考えられて良いだろう。しかしながらそのスペツィア戦では終盤での決定機を逸したベルギー代表よりも、ガゼッタ・デロ・スポルト紙ではエディン・ジェコの起用を予想しているように、その立ち位置は決して良いものとはいえない。

 かつてヴォルフスブルクやマンチェスター・シティ、ASローマで得点を量産してきた36歳は、今夏で満了を迎える契約を更新することを希望しており、ルカクも残留を希望するなかで希望する複数年は厳しくとも、延長に向けて今回のポルト戦でジェコが大きな活躍をみせられれば追い風がもたらされる可能性は十分にある。

イタリアスーパーカップ、来季も4チームでサウジにて開催

 またセリエAでは来季も引き続きサウジにて、スーパーカップを開催することを発表した。6回目となる今回の契約には2300万ユーロが盛り込まれており、引き続きリーグ戦1位・2位のチーム(現在はナポリとインテル)と、国内カップ戦決勝進出のクラブによって(リーグ戦と重複した場合はリーグ戦の3位が繰り上げ)、『ファイナル4』になるとのこと。

 さらにセリエAのマネージング・ディレクター、ルイジ・デ・シエルヴォ氏によれば「これから2回はサウジアラビアで、その後2回は別の場所で開催し、また2回は再びサウジアラビアで行う」とのことで、ただ4クラブ開催方式が維持されるのか以前の決勝1試合に戻るかについてはまだ不透明となっているようだ。