失点に繋がるボールロストをしたヴェッラッティ。(C)Getty Images

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 現地時間3月8日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16第2レグで、パリ・サンジェルマンはバイエルンに敵地で0−2の敗戦。アグリゲートスコア0−3と完敗を喫した。

 痛恨だったのが、スコアレスで迎えた61分の失点シーンだ。自陣の深い位置でボールを回すなか、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティがトーマス・ミュラーとレオン・ゴレツカに挟み撃ちにされてボールを奪われ、マキシム・シュポ=モティングにゴールを許した。

 フランス・メディア『Le Parisien』はこのシーンを「致命的なミス」と糾弾。次のように批判した。
 
「ピッチに座って、彼はファウルを主張するために無駄に右腕を上げていた。ミュラーによるファウルをオルサート主審に納得させようとしたが、彼の同胞(同じイアリア人)はひるまなかった。確かに言うべきことは何もなかった。八つ当たりしたいのなら、何よりもまず彼自身にするべきだ」

 同メディアはさらに「残念なことに、このプレーだけでも、このバイエルンとの2戦におけるイタリア人のレベルを要約している。彼は試合で無駄があった。そして、体重を計ていなかった」と動きの悪さを酷評した。

「彼は決して違いを生むことはなかった。フィジカル不足と凡庸なパフォーマンスが今シーズンの癖になっている。ミュンヘンでは、メッシやエムバペと同様に予想通りの出来だった」

 この失点で、差が2点に開いてしまったのはあまりに痛かった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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