●Radeon RX 7900 XTXに本格水冷モデル

○ROGシリーズからB760のMini-ITXマザー

ASUSの「ROG Strix B760-I Gaming WIFI」は、Intel B760チップセットを搭載するMini-ITXマザーボードだ。メモリはDDR5を採用。8+1フェーズ電源、大型VRMヒートシンク、M.2ヒートシンクなど、ROGらしい高性能を狙いつつ、B760でコストを抑えられるということで、待っていた人もいるだろう。価格は37,000円前後。

ASUSの「ROG Strix B760-I Gaming WIFI」。電源回路や冷却性能は強力だ

バックパネルには、DisplayPort、HDMI、Intel 2.5GbE、Wi-Fi 6Eなどを搭載

○本格水冷対応のハイエンドRadeonカード

PowerColorの「RX7900XTX 24G-W/OC」は、フルカバータイプの水冷ブロックを搭載したRadeon RX 7900 XTXグラフィックスカード。このクーラーはEK Water Blocks製で、RGB LEDを内蔵。鮮やかなライティングを楽しむことができる。クロックは、BIOSスイッチによりUnleash/OCモードの切り替えが可能だ。価格は215,000円前後。

PowerColorの「RX7900XTX 24G-W/OC」。水冷でGPU、VRM、メモリを効率的に冷却

製品には「EK-Loop Leak Tester Flex」が付属。液漏れを簡単にチェックできる

○GeForce RTX 4090に鮮やかなホワイト版

ASUSから、ホワイトカラーのグラフィックスカードが3モデル登場した。バックプレートまで白で統一されており、ケースと合わせるのに良いだろう。価格は、「ROG-STRIX-RTX4090-O24G-WHITE」が359,000円前後、「ROG-STRIX-RTX4080-O16G-WHITE」が264,000円前後、「DUAL-RTX3060-O8G-WHITE」が47,000円前後だ。

ASUSの「ROG-STRIX-RTX4090-O24G-WHITE」。GeForce RTX 4090のOCモデルだ

背面のバックプレートもホワイト。剛性を高めつつ、エアフローにも優れる

こちらはGeForce RTX 4080を搭載する「ROG-STRIX-RTX4080-O16G-WHITE」だ

GeForce RTX 3060の「DUAL-RTX3060-O8G-WHITE」は、デュアルファンのモデル

●Corsairの簡易水冷が一挙11モデル発売

○ARGB搭載の簡易水冷が一挙に11モデル

Corsairから、オールインワン水冷CPUクーラーが一挙に11モデル発売された。いずれも、アドレッサブルRGB LEDを搭載するモデル。ラジエータサイズ(12/24/28/36/42cm)、カラー(基本はブラックで一部モデルのみホワイトも用意)など、幅広いラインナップを揃え、ピッタリな1台を見つけやすいだろう。

「iCUE Elite Capellix XT」シリーズは、水冷ブロックに33個の高輝度ARGB LEDを搭載するモデルだ。ファンは静音性とエアフローに優れる「AF RGB Elite」を搭載。42cmラジエータまで6モデルがあり、価格は26,000円前後〜36,500円前後だ。

Corsairの「iCUE Elite Capellix XT」。水冷ブロックもファンも光る

「iCUE Elite LCD XT」シリーズは、水冷ブロックに2.1型LCDパネルを搭載するのが特徴。480×480ドットの画面には、システム情報やGIFアニメ等を表示させることが可能だ。4モデルが用意され、価格は41,500円前後〜49,500円前後。

こちらは「iCUE Elite LCD XT」。水冷ブロック上に各種情報を表示できる

「Hx RGB Elite」シリーズは、低価格なモデルだ。12cmラジエータのモデルが発売されており、価格は12,000円前後。24cmラジエータのモデルも3月25日の発売を予定しており、こちらの価格は16,000円前後となる。

「Hx RGB Elite」はスタンダードな構成だが、価格が安くて買いやすい

○2023年春限定のケースやマウスが発売に

Cooler Masterより、サクラデザインの限定モデルが多数登場した。「MasterBox 520 Mesh Sakura」は、桜の花びらと日本の伝統的な麻の紋様をあしらったミドルタワーケース。桜の花びらはリセットボタンにも描かれており、春を感じられるだろう。フロントには「CF120 ARGB」ファンを3個搭載する。価格は19,000円前後。

Cooler Masterの「MasterBox 520 Mesh Sakura」。前面はメッシュで通気性が良い

ケースは内部まで白い。トップパネルは着脱式になっており、メンテナンスが容易

そのほかは、サイドフローCPUクーラーの「Hyper 212 Halo White Sakura Edition」が8,000円前後、65%レイアウトのメカニカルキーボード「CK721 Sakura Limited Edition」が16,000円前後、有線/無線両対応の軽量マウス「MM712 Sakura Limited Edition」が10,000円前後、などだ。

「Hyper 212 Halo White Sakura Edition」。シングルファンの薄型クーラーだ

「CK721 Sakura Limited Edition」。リストレストも付属する小型キーボードだ

●スイッチが巨大化(?)した収納ボックス

○縦置きにも対応する15.6型モバイル液晶

MSIの「PRO MP161」は、USBタイプCケーブル1本で接続できるモバイル液晶。角度調整や回転が可能なスタンドを備えており、柔軟に使いやすい。縦置きにも対応するので、PDFファイルやSNSの表示などに便利だろう。画面サイズは15.6インチで、解像度はフルHD。持ち運びに便利なインナーケースが付属する。価格は23,000円前後。

MSIの「PRO MP161」。USBタイプC×2ポートのほか、ミニHDMI入力も備える

背面のスタンドは360°回転が可能。横置きでも縦置きでも使うことができる

○スイッチが巨大化(?)した収納ボックス

上海問屋にて、「Kailh Boxスイッチ型収納ボックス」が新発売。これは、キーボードのメカニカルスイッチの形をした収納ボックスだ。本物のスイッチを約60個収納可能だが、もちろん、他の小物を入れても良いだろう。カラーは、オールクリア、クリアグリーン、クリアブラックの3色があり、価格は1,590円だ。

上海問屋の「Kailh Boxスイッチ型収納ボックス」。スイッチ型だが、大きい

本物のスイッチは60個ほど収納できる。スイッチ好きにはピッタリな商品だ