インターネットを悪用した犯罪が増加する中、広島県警でサイバー犯罪への対処能力などを競う大会が行われました。

この競技会は、近年増加しているサイバー犯罪への対処能力向上を図ろうと、広島県内全26警察署をオンラインでつなぎ初めて開催されました。

警察官たちは、各警察署で3人1組のチームとなり、120分の制限時間内でサイバー事案への対処方法や知識などに関する問題を解答しました。

第1回大会の優勝は全20問中19問を正解した尾道警察署となりました。

2022年1年間、広島県内でのサイバー犯罪の相談件数は5748件で、過去最多だったということで、今後も大会開催などを通じて捜査員の能力向上を図りたいとしています。