アメリカの医者「今朝、足首を骨折した患者が手術をキャンセルした…」高過ぎる医療費を嘆く
アメリカの医療費高騰が社会問題になっているは周知の事実ですが、患者だけでなく、医者でさえも嘆くレベルになっています。
骨折した患者が治療を断念したことが話題となっていました。
Worker couldn't afford ankle surgery due to garbage work insurance, unions have great insurance : Reddit
(@bone00afide / Twitter)
「今朝、足首骨折の手術がキャンセルになった。なぜならこの男性は控除免責額を払えない。彼は二度と痛みを感じずに走ることも歩くことも出来ない。もう二度と建設業の仕事もできない。
しかも彼は保険に加入していたんだ。きちんと支払っていた。なのに、それでも必要な手術費も払えないんだ」
保険に入っていても、骨折の手術さえ受けられないアメリカの現状を、医師が嘆くほど。
医療保険料は決して安くなく、それでも手術代がありえないほど高いのが現状で、アメリカで病気やケガをするだけで順調だった人生から転落する人が続出しています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●「自由(※)の国、アメリカへようこそ」
(※)規約や条件が適用されます。
↑間違った見本。全員が医療の恩恵を得られるべきで、全て税金でまかなわれるべき。保険に期待するのはライオンがベジタリアンになるのを期待するのと同じ。
保険会社が社会に存在すべき理由は皆無。
●悲しくもその立場に何回も立っている。屋根の上で働いているが、控除額が高過ぎて肩のケガを治さなかった。もうすぐ32歳になる。2つ目のひざの治療が必要だが、それが可能と思えない。このひどい状況を変えて欲しい。
↑カナダ人として、その状況は完全に謎でイライラする。いったい控除額はいくらなの?
↑最近受けた保険会社の見積もりは、月250ドル(約3万5000円)で控除額は9000ドル(約125万円)……保険会社は詐欺だよ。
↑詐欺以下だな。
↑だいたい契約によるが2000ドルから1〜2万ドルだね。
↑もうその時点でメキシコに飛んで治療を受けたほうが安いね。
●アメリカは職場改革よりヘルスケア改革をするべき。医療費を支払えるか/受けられるかは、雇用と結び付けられるべきではない。
↑あるいは医療保険会社は、あくどい金銭吸い上げではないプランを提案すべき。
2019年には、保険会社は300億ドル(約4兆2000億円)の利益をあげた。保険で手術や医薬品や病院費用や医師の診療費を支払えるはずがそうはせず、コストが上がっていると言って料金を上げ、病院の職員に支払いを拒否し、取締役会のメンバーにだけ払う。
●胸糞悪い、いったいどんな社会がそれを人間にするんだよ。
↑金持ちの独裁。
↑でもこの国は銃を持てる。(※自由への皮肉)
●もうすぐ手術を受けるが、その後の控除額を心配している。でも借金で刑務所に行くことはないな。
●どこかのバカが健康保険を雇用主と結びつけるのがいい考えだと思ったんだな。
●保険は詐欺さ。一体どんなビジネスが、サービス料を支払ってるのに何も受けられないんだ。
●正直に、もう生きていくための支払いも出来ない。
●飲料水、教育、医療はすべて税金のみで支給されるべき。
とても人間らしく生きる権利が保障されている気がしませんが、最もGDPの高い国の現状です。