ほとんど手作り! 3億超えの「スーパーカー」を再現!? そのクオリティに称賛の声多数! ベトナムの農家作成した「DIY ブガッティ シロン」が話題に
3億超えのスーパーカーを、鉄パイプとFRPで再現!そのクオリティに称賛の声
ベトナムで農家を営むVu Van Nam氏は、フェラーリやランボルギーニなどの高価なスーパーカーを自作で再現してしまうというDIY系ユーチューバーです。
そんなVu Van Nam氏は、3億円を超える金額で販売されたブガッティ「シロン」をも驚きのクオリティで再現しました。
【画像】ほぼ100%DIY!まるでホンモノな「DIY ブガッティ シロン」の製作工程を画像で見る(75枚)
このDIYシロンとも呼ぶべきクルマについて、SNS等ではさまざまな反響が集まっていますが、どのような声があるのでしょうか。
1900年代にあったスポーツカー及びレーシングカーを製造していたブガッティに起源を持つ、「ブガッティ・オトモビル」。そんなブガッティ・オトモビルが2016年におこなわれたジュネーブモーターショーで世界初公開したスーパースポーツカーがシロンです。
1500馬力を発揮するW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載、最高時速は420km/hに達します。発売当時の販売価格は3億を超え、現在でも一部中古市場に出ている車両には6億の値札がつけられているものがあります。
Vu Van Nam氏はこのシロンを金属のパイプや粘土、FRPなどを用いて手造りで再現した「DIYシロン」とも呼ぶべき作品を作成。その工程を自身のユーチューブチャンネルで公開しています。
ボディ全体は、粘土を型にして作成した、FRP(繊維強化プラスチック)製の一枚づくりのボディカウル。
一方シャシーは金属パイプを組んで作成し、これをベースにサスペンションやホイール、トヨタ製のエンジンなどを再塗装し装着しています。
このシャシーにFRPで形成した自家製ボディを組み合わせ、クルマの体を成り立たせたところで、さらにこちらもDIYで作成したグリルやウイングなどディテールパーツを装着、ドアやボンネットなど開閉部分も作成・取り付けていくことでクオリティを上げています。
内装はシートを含め、ボディ同様粘土とダンボールで型をとったFRP製。その上にレザーが貼られ、豪華な雰囲気に仕上がります。
完成した車両を見ると、ほぼ100%自作とは思えない質感に。動画で視聴する限り、一見ホンモノと見間違えるほどのクオリティです。
このクルマについてSNSなどではさまざまな意見が集まっています。
DIYシロンの完成度について「恐れ入りました」「スゴすぎる」「スゴイ情熱」「DIYの枠を超えている」など、称賛の声が集まっており、再現クオリティの高さに驚きを隠せないようです。
また「専門店を開いてほしい、絶対需要ある」「ショップ開ける」など、このような一定の再現クオリティを持つDIYで制作されたクルマに需要がある様子が見られます。
さらに「この成形技術があればスペアボディの制作などで開業できそう」「農家をやめてこの技術で生きていくべき」などこの技術で商売ができるのではないかと考える方もいるようです。
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総じてDIYシロンの自作クオリティを超えた再現性に「好印象」を抱いている意見が多く見られました。
制作期間約1年をかけてこのDIYシロンを作成したVu Van Nam氏は「私はスーパーカーが大好きですが、私はスーパーカーを所有するのに必要なお金を持っていないので、自分でスーパーカーを完成させました」とコメントしていました。
Vu Van Nam氏は現在もフェラーリ「ラ・フェラーリ」などを自作で再現している様子。DIYでクルマを作るたびにクオリティを上げているVu Van Nam氏が次に完成させるクルマに注目です。