伊藤かずえ、26万km突破の愛車“シーマ”は「あと30年くらい乗れたらいいな」 “現代仕様”になった箇所とは?
「あと30年くらい乗れたらいいな」 女優・伊藤かずえさんがレストアした「シーマ」を紹介
女優の伊藤かずえさんが、自身のYouTubeチャンネル「やっちゃえ伊藤かずえ」を更新。レストアしてもらった愛車の初代「シーマ」を紹介しました。
シーマを購入して以来、30年以上同車を愛用し続けている伊藤さん。数年前にSNSでこのことが話題になり、2021年に日産の社内有志を集った特別チームによって、レストアがおこなわれることに。
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その後、半年以上かけたレストアが終了しましたが、今回の動画では、そんなシーマを伊藤さんが自ら紹介しています。
愛車は長い期間使用していただけに、ほとんど全体になんらかの手が入っている模様。ボディーは塗り直した上、ホイールは当時と同じ物をわざわざ作り直してくれたそうです。
また窓ガラスは電波を通さない仕様だったものから交換。これにより、外に付いていたETCのアンテナを室内に収納するなど、現代の生活で使いやすくなるような改良も加えています。
さらにエンジンは、オーバーホールをおこなってエンジンカバーも再塗装。ボンネット裏も特殊な塗装を加えた上、シールなどは再印刷し同じ位置に貼り直しています。
もちろん車内もとてもキレイ。シートなどは当時の土台を使用しつつ、4か月ほどかけて布を張り替えたそうです。
そんなシーマの走行距離は、この時点で26万7763キロ。これは地球を6周半できる距離になります。
現在は近所での移動に使っているそうですが、動画最後では「あと30年くらい乗れたらいいなと思ってる」と語るなど、相変わらずの「シーマ愛」を表明していました。
視聴者からは「これからも、50年・60年目指して、大切に乗り続けて下さい」といった声に加え、「やっぱり初代シーマは格好いい」「シーマの魅力がわかる動画でした」「シーマ痺れます」など、改めてシーマの良さを実感するコメントも上がりました。
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伊藤さんの所有している「シーマ」は、1988年に登場した初代モデル(FPY31型)です。
同モデルは、日産の高級セダン「セドリック」「グロリア」の上級モデルとして登場。そのスタイリングやインテリア、優れた運動性能などが多くの支持を集め、当時「シーマ現象」を巻き起こしました。
その後もモデルチェンジをおこないながら、30年以上製造していましたが、2022年夏に生産終了が発表となりました。