XFN-ASIAによると、中国国家発展計画委員会(NDRC)は、今年下期の投資の伸びを20−25%程度に抑えれば、投資環境にも悪影響が出ないとの見方を示した。国営経済紙・中国証券報が報じたもので、NDRでは今年通年の投資総額が前年比26.9%増の11兆2500億元(約160兆円)に上ると予想した。

  下期には不動産など複数の産業分野で投資が加速することが懸念されており、政府はマクロ経済政策を通じて投資を抑制する可能性があるという。ただ、投資が想定範囲の上限に達したとしても、経済が過熱状態にあるわけではないとの見方を示した。 【了】