掲載:THE FIRST TIMES

写真拡大

■“歌”を前面に出し、ボーカルグループとしての潜在能力が際立つアレンジ
日本デビューを目前にした9人組グローバルガールズグループ・Kep1erが『THE FIRST TAKE』に初登場! 日本国内でストリーミング累計再生回数1億回を突破し、全世界でダンスカバーも流行中の韓国デビュー曲「WA DA DA」を、『THE FIRST TAKE』だけのアレンジで日本語歌詞初披露の一発撮りパフォーマンスをした。

K-POP第1世代(S.E.S、Baby V.O.X、Fin.K.Lなど)、第2世代(少女時代、KARA、2NE1など)、第3世代(TWICE、BLACKPINK、GFRIEND)に続く第4世代。このジェネレーションを代表するのが、韓国人6人、日本人2人、中国人1人による9人組グローバルガールズグループ・Kep1erだ。

結成のきっかけは、2021年に放送された韓国のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」。応募総数1万3千名からグローバル視聴者投票によって、ユジン、シャオティン、マシロ、チェヒョン、ダヨン、ヒカル、ヒュニンバヒエ、ヨンウン、イェソの9名が選ばれ結成された。グループ名のKep1erは「夢をつかんだ」ことを意味する“Kep”と、9人の少女が1つになって「最高のガールズグループ」になるという意味の “1”を組み合わせているという。

2022年1月3日にミニアルバム『FIRST IMPACT』で韓国デビュー。初動20万枚を突破し、K-POPガールズグループデビューアルバムの歴代初動の中で1位を記録した(当時)。配信では、日本を含めた世界11カ国で全ジャンルのチャート1位を獲得。K-POPジャンルのチャートでは23カ国で1位を記録した。

今回披露された「WA DA DA (Japanese ver.)」は、韓国デビューミニアルバム『FIRST IMPACT』のタイトル曲を日本語歌詞で歌唱した日本デビューシングルの収録曲を『THE FIRST TAKE』のためだけにアレンジ。トラップの進化系と称すべきトラックメイク、エキゾチックかつポップなサビのメロディを軸にしたアッパーチューン。カッコよさと可愛さをバランスよく共存させたスタイルは幅広いリスナーに訴求し、MV再生回数は現在まで1億2000万を超えている。特徴的な“WA DA DAダンス”も全世界で大流行。TikTokを中心に凄まじい数のダンス動画が投稿され、一大ムーブメントを巻き起こしている。

今回の『THE FIRST TAKE』ではダンスではなく、歌を前面に押し出し、ボーカルグルーブとしてのポテンシャルをしっかりとアピールした。

マイクの前に立った9人は、笑顔で「ドキドキ!」「心臓がラパンパン(笑)」「ファイト!」と声を掛け合い、全員で「We Are “Kep1er”!」と自己紹介。「準備できましたか?」(ヒカル)という言葉ともにパフォーマンスをスタートさせた。

シャオティンの“It’s you & I”というフレーズからはじまり、ダヨンの切れのいいラップ、マシロとイェソの透明感のあるボーカル、チェヒョンのエモーショナルな歌声、ユジンの凛とした声質、そして、ヨンウンの美しい高音など、メンバーそれぞれが個性を生かしたパフォーマンスを繰り広げる。さらに2番のパートでは、ヒカルの“One,Check it./Two, 慎重に”というシックなラップ、ヒュニンバヒエの“Stand up/蹴飛ばせ/Higher Higher”など、日本語と英語を交えたリリックで楽曲に彩りを与えていた。そしてラストのサビでは全員でポップなコーラスを響かせ、ポジティブ&パワフルな魅力が全開! 歌い終わった9人は満面の笑顔。「楽しい!」「やった!」という歓喜の言葉が飛び交った。大舞台でも動じない、ナチュラルな振る舞いも印象的だった。