家庭菜園のピーマンから「赤い子」が誕生、唐辛子の間にできた子か…?恐る恐る食べてみた結果は…

小説家の中村颯希(@satsuki_nkmr)さんが、家庭菜園で巻き起こったピーマンと唐辛子の「不倫騒動」について投稿し、話題となっている。
我が家の菜園ではこの夏、ちょっとした不倫騒動が起こっていたようです… https://t.co/kjItWfXRc6
— 中村 颯希@「ふつつか」シリーズ100万部突破 (@satsuki_nkmr) 2022年8月6日
中村さんのお宅の家庭菜園ではこの図の通り、一列の畝に並んでピーマン4株とシシトウ4株、そしてピーマンの隣の畝に唐辛子を植えていたのだそう。

さらに中村さんは過去に「家庭菜園で採れたシシトウの中に辛味が増したものがあった」という経験があったという。唐辛子の近くに植えたシシトウが辛くなっていたために「もしかしたらピーマンも影響を受けて辛くなっているのでは…?」と考えたようだ。
@RINxNEKOxTETSU すでに交配ししとうでロシアンルーレットを決めた後なので(唐辛子の隣に植えてはいけないんですね…)、かなり慎重になっています…どうだ…どうなんだ…
— 中村 颯希@「ふつつか」シリーズ100万部突破 (@satsuki_nkmr) 2022年8月6日
Twitterユーザーからは「不義の子、ですか……」「認知してあげたのでしょうか?」と不倫ネタに乗っかるコメントがあった。一方で「赤ピーマンは熟しただけだと思います!」「熟したピーマンなので安心してお食べください」とのコメントも…。
【追記】自宅の菜園のピーマンに様子のおかしい子が混じってるけどこれはもしや「不貞を疑われるピーマン」騒動解決
皆さまの「こいつは熟しただけのピーマンだぜ!」というコメントに勇気を得て、パリピにして今晩にでも食べてみることにしました…! https://t.co/jr0eP4KOiI
— 中村 颯希@「ふつつか」シリーズ100万部突破 (@satsuki_nkmr) 2022年8月7日

果たして、食べてみた結果は…助言があったとおり「甘い完熟ピーマン」だったそうだ。
食べました!結果、不義の子どころか、青ピーマンより甘い完熟ピーマンだったという、「みにくいアヒルの子」的オチでした…。疑ってごめんよピーマン…私が愚かだった…。猛省し、今回は自作品告知するのはやめときます…教えてくださった皆さまに感謝です!農芸知識の集まるアカウント!笑 https://t.co/SmyWzRKytX
— 中村 颯希@「ふつつか」シリーズ100万部突破 (@satsuki_nkmr) 2022年8月7日

中村さんに一連の騒動についてのコメントをいただいた。
赤いピーマンもどきを見たとき「ちょっと待て」と手が止まった
赤い実を発見したときの第一印象は。
収穫は夫に任せているため、ある日キッチンに、ピーマンと唐辛子とししとうでパンパンになったビニール袋が置かれている状態でした。
まとめてざっと洗って、水気を拭き取りながら、ひょいひょいと種類ごとにわけていたのですが、無造作に掴んだ物体が、唐辛子ともピーマンともつかぬ色形をしていたので「ちょっと待てw」と手が止まりました。
赤いピーマンを「パリパリピーマン」にした理由は。
ツイート投稿から1時間経って「これは熟したピーマンですよ、甘いですよ」と教えていただいていたので、ならば一番味がわかりやすい方法で確かめねばならないな、という使命感がありました。

ちょうど義母にも収穫物の写真を送っていて「私はパリピーにして食べるのが好き、今博多で流行っているのよ」と教えてもらったところでした。
美味しそうだし、味が一番よくわかりそうだなと思い、パリピーにすることにしました。
パリパリピーマンの作り方は、ピーマンを縦に切りワタを取り除いたあと、氷水に2晩漬けるだけ。
水につけることで苦味は抜け、さらに水分を吸うためか「パリッ」と音がするほど、ピーマンがみずみずしくなるのだという。
ちなみに、当初中村さんは「唐辛子の近くに植えたシシトウが辛くなったので、ピーマンも同じように影響を受けたのかも」と不安になっていたが、シシトウが辛くなる理由(※)は水や肥料の不足によるストレスであり、唐辛子を近くに植えたことが原因にはならないそうだ。
※…NHK出版「みんなの趣味の園芸」より
赤い完熟ピーマンはスーパーなどでは出回りにくいという情報もある。もし見つけたらレアなので食べてみては。

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