広島県尾道市で市立学校に勤務していた元職員が教材の購入費など約10万円を横領したとして逮捕されました。

尾道市立学校の元職員(47)は去年11月と12月の2回にわたり、勤務していた学校の銀行口座から計約10万円を横領した疑いがもたれています。

元職員は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

尾道市教育委員会は、元職員が保護者から集金していた教材費約140万円を着服したとして、7月刑事告訴するとともに免職処分にしていました。

尾道市教委の佐藤昌弘教育長は「再発防止と信頼回復に取り組んでまいります」とコメントしています。

警察は動機や余罪について調べを進めています。