新型コロナの感染が拡大しています。8日に発表された広島県内の新規感染者数は初めて6千人を超えました。

広島市中区の本通りPCRセンターでは1日平均で230人から240人が検査を受けています。

検査を受けに来た20代女性「帰省するのでその前に1回受けて帰ろうと思って受けに来ました。おばあちゃんとか家族に移したらいけないなと思って」

検査を受けに来た親子「(お盆の予定は?)旅行に行こうと思っていたけどやめました」

8日、広島県内の新規感染者数は6029人と過去最多の発表者数を1500人以上上回りしました。

県によりますと、電話での聞き取りが間に合わず、重症化リスクの低い感染者については4日からショートメッセージで連絡した時点で陽性と判定するようにしたところ、数が急増したということです。

県では8月上旬から中旬をピークに最悪5千人を超えると想定していた通り感染が拡大していることから、人と会うことを控えマスク着用や換気など基本的な感染対策を呼びかけています。