地域の特産品を使い「ゆず染め」体験教室 宇都宮の上河内地区
宇都宮市上河内地区の特産品の「ゆず」を多くの人に知ってもらおうと27日、上河内地区市民センターで「ゆず」を使った染め物の体験教室が開かれました。
さわやかな「ユズ」の香りに包まれた教室には宇都宮市内外から6人が参加しました。宇都宮市の上河内地区は古くからユズの栽培が盛んで1990年には公営のゆず園が開園するなど「ユズの街」として知られています。もっと多くの人に、その魅力を知ってもらおうと上河内地区まちづくり協議会や地元の生涯学習センターなどが協力して、ユズを使った染め物を新たな特産品にしようと去年11月から取り組んできました。
「ゆず染め」には果汁を絞り終えた「ゆずの実」を使います。およそ20個を使って煮だした染料を使い色ムラができないようにおよそ30分間丁寧に浸していきます。
参加した人たちは鮮やかなゆずの黄色に染まることを楽しみにしながら初めての「ゆず染め」を体験していました。