行方不明から4年 フランス人女性の情報提供呼びかけ 日光市
2018年7月、日光市を観光で訪れていたフランス人の女性が行方不明となってから4年目となる29日、栃木県警はチラシを配って情報提供を呼びかけました。
行方が分からなくなっているのはフランス人女性、ベロン・ティフェヌ・マリー・リックスさん当時36歳です。ベロンさんは4年前の2018年7月29日、観光で日光市を訪れ宿泊していたホテルから外出したのを最後に行方が分からなくなりました。
29日は、日光警察署の警察官や市の職員など16人が東武日光駅とJR日光駅の周辺で500枚のチラシを配り情報提供を呼びかけました。チラシに印刷されたQRコードからアクセスすると日本語と英語、フランス語、それに中国語で書かれたチラシの内容を見ることができます。
警察ではこれまでに、のべ8000人を動員して日光市内の川や山などでの捜索をおよそ80回行ってきましたが 有力な手掛かりや情報提供はないということです。警察は今後も事件と事故の両面で捜索を続けるとともに情報提供を呼び掛けていきます。
きょうの広報活動には海外のメディアも取材に訪れ、関心の高さがうかがわれました。