ジブチで海賊対策を支援 陸自宇都宮駐屯地の中央即応連隊が出発
アフリカ東部のソマリア沖アデン湾における海賊対策支援のため派遣される陸上自衛隊宇都宮駐屯地の部隊が26日、家族などに見守られながら出発しました。
派遣されるのは、陸上自衛隊宇都宮駐屯地の中央即応連隊の隊員約70人です。ジブチ共和国のジブチ国際空港に設置された海賊対策の拠点基地で約6カ月間、警備や維持管理の任務に当たります。
隊員らは新型コロナウイルス感染防止のため、駐屯地の体育館で2週間隔離されていました。見送りに来た家族とは近づいて話すことができないため、15メートルほど離れた場所から携帯電話を使って別れのあいさつを交わしていました。
派遣隊員の代表、土屋良平3等陸佐は「厳しい環境下での任務が予想されるが、安全確保を第一優先に一致団結して任務に当たる」とコメントしました。
家族や仲間から「気を付けて」「がんばれ」などと声を掛けられながらバスに乗り込んだ隊員たちは26日、成田空港から出国します。