「離陸ほぼロケット」 もっともデカイ「ボーイング737」 スゴすぎる展示飛行を披露! MAX長胴型 737-10
ボーイングのテストパイロットさん、恐るべし…!
ファンボロー航空ショーでの展示飛行で
2022年7月18日から22日まで、イギリスで開催されているファンボロー航空ショーで、アメリカの航空機メーカー、ボーイング社が開発を進めている737MAXの胴体延長タイプ「737-10」が展示飛行を実施しました。19日には、ボーイング社の公式SNSアカウントなどで、旅客機らしからぬアクロバティックな飛行の様子が公開されています。
ボーイング737-10(画像:ボーイング)。
737-10は、ボーイングのロングセラー旅客機「737」シリーズの最新派生型、「737 MAX」のひとつで、2021年6月に初飛行。737-10をはじめとする737 MAXは、在来型の737シリーズと比べ、二酸化炭素排出量削減や、騒音軽減が図られています。
737-10の最大の特徴はその大きさ。歴代の737シリーズでもっとも長い、43.8mの胴体をもち、最大230席を搭載することができます。なお、国内航空会社でスタンダードな従来型737である737-800の全長は39.50m、その胴体延長タイプ737-900でも、全長は42.10mです。
今回、737-10は同航空ショーのために海外へ初フライト。展示飛行では、離陸後、普段のフライトではありえないような角度で急上昇し、低空で急旋回などを繰り返しその性能をアピールしました。その映像を見たSNS利用者からは、次のような声があがっています。
・シビれる!
・旅客機でも機動性高いのね
・なんて美しいんだ!
・離陸がほぼロケット
・やっぱりボーイングの展示飛行はたまらん
このほか同航空ショーでは、ボーイング社が開発を進める777の最新派生型「777X」の標準型「777-9」や、CH-47「チヌーク」やAH-64「アパッチ」をはじめとする軍用航空機などが展示されています。