競争が激しい港区の焼肉シーンで今、デートの予約が絶えない店がある。

ビル最上階のプライベート空間で味わえるのは、焼肉をベースに、肉の一品料理で構成されるコースだ。

このたび、東京カレンダーは新日本プロレスの絶対的エース、オカダ・カズチカさんの撮影をこの焼肉店で敢行。

オカダさんに再訪を誓わせた、ラグジュアリーなコースに迫った!

2回に渡ってお送りしている、オカダさんの記事の後編。

▶前編はこちら:サプライズ演出でロマンティックに!オカダ・カズチカが語る理想のデートとは?

【後編】
■「肉と米はパワーの源」と言うオカダさんも大満足!六本木のビル最上階に佇む人気焼肉店の魅力
■絶品タン塩を食べたオカダさんが、見事な食レポを披露!

※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



イエローにライトアップされた外観が気分を華やかにする。1階入口が隠し扉のような自動ドアなのも面白い

六本木のビル最上階に現れた、人気焼肉店のハイエンドな新業態!


六本木交差点から徒歩2分の路地裏に、ひときわ煌びやかな新築の飲食ビルがある。

到着時からデートの期待を高めるビルの9階に入るのが、『PONGA PREMIUM』。

焼肉好きならその名前にピンとくるはず。そう、目黒に本店がある『焼肉 ぽんが』が満を持して出した高級業態なのだ。

“黒毛和牛A5専門店”として知られる人気グループが新店で打ち出すのは三重の伊賀牛を使用した焼肉コース。

流通が圧倒的に少ないが、多店舗展開する焼肉店ゆえのルートで常時仕入れ、希少部位までを提供するという。

各部位の持ち味を引き出す、ここでしか食べられないラインナップを見ていこう!



「名物たたみネギたん塩」

てんこ盛りのねぎが、上質なタンの旨みを持ち上げる逸品!


“ぽんが”を語る上で欠かせないのが、なんといってもこちらのタン塩。

秘伝の味つけをした細かなねぎをたっぷりとのせ、包むようにたたんでから蒸し焼きのようにしていく。

ふわふわ食感となったねぎが、タンの旨みと重なり合う唯一無二の名物だ!



撮影終わりに何が一番美味しかったかオカダさんに聞くと、「“ねぎタン”ですね」と即答。さすが、名物は強い

ここまで“ねぎだく”なのは初めて。運ばれてきた時点で美味しさを確信しました!


「名刺代わり」としてまず提供された絶品タン塩に、レモンを絞るオカダさん。

口にすると「ねぎがとてもジューシーで“ねぎだく”。普通のねぎタンと違ってもはやタンが付属品みたいな、それくらいねぎが美味しい」と見事な食レポを披露した!



「ザブトンカツ」

希少な肩ロースはカツにしても最高!


美しいサシが入るザブトンを使用した一品料理。

纏わせる衣は薄く、高温で短時間極力レアに揚げるのがポイント。藻塩とスダチでさっぱりと。

心地よいサクッとした食感とともに、肉の繊細な香りと旨みが口中で弾ける!



「生ユッケ(塩)」

口溶けまで計算された希少部位の塩ユッケ!


ユッケにもよくあるもも肉ではなく、旨み豊かなザブトンを使っている。

霜降りゆえに冷やして脂を引き締め、卵黄を絡めて岩塩とレモンでいただく。

シンプルな味付けなので旨みがダイレクトに伝わり、舌の上で溶ける脂の甘みに、思わずウットリ!


極上の焼肉コースはまだまだ続く!



「サーロイン握り」

牛肉の代名詞的部位を握りにアレンジ!


肉質に絶対の自信を持っている店だから提供できる握り。

ステーキなどでおなじみのサーロインを、醤油ベースの特製ダレにくぐらせ、仕上げにうにをトッピングしている。




薄めのカットでしっとりしたやわらかさを強調した握りには、オカダさんも思わずため息!

上品な脂身に「これを食べたらリップいらず……」とコメント、笑いを誘っていた。



「希少部位黄身たれ3種」

噛むごとに旨みがあふれる、日替わりの希少部位!


イチボ、シンシン、ザブトンが並んだ肉の盛り合わせ。

日替わりの希少部位を濃厚な黄身ダレと合わせている。



写真はイチボを焼いているところ


焼肉はテーブル専属のスタッフが、繊細に火を入れながら仕上げてくれる。

伊賀牛の盛り合わせを堪能したオカダさんは、「今日のお肉は濃厚な味わいなのに全然もたれない。本当にいいお肉ですね!」と満足気だった。



「和牛炊き込みご飯」

締めくくりは、ひつまぶし風に楽しめる炊き込みご飯!


コースの〆は伊賀牛の牛すじがたっぷり入った炊き込みご飯。

蓋を開けた瞬間に漂う芳香が、満たされていた食欲を再び刺激する!

上質な脂の甘みと山椒、梅などとのバランスが絶妙だ。一杯目はそのまま、二杯目は牛骨からとった出汁をかけて楽しみたい。



デートで行くなら窓際の「夜景シート」がベスト。高層ビル群を含む港区の夜景を眺められる上、天井が吹き抜けになっているので開放感も抜群


他にもスープやシャトーブリアンなどが登場する全14品のコースは16,000円(サ別)。

圧倒的な満足度は、「本当に美味しかった。お世話になっている方や、大事な人を連れてまた来たい」というオカダさんの言葉が表している。

艶やかな焼肉デートがしたい向きには、ぜひ覚えておいてほしい一軒だ。


▶前編はこちら:サプライズ演出でロマンティックに!オカダ・カズチカが語る理想のデートとは?

■プロフィール
オカダ・カズチカ 1987年生まれ、愛知県出身。15歳でウルティモ・ドラゴンが校長を務める闘龍門に入門。2007年に新日本プロレスに移籍。2012年のIWGPヘビー級王座戴冠以降、破竹の勢いで数々の栄冠に輝く。著書『「リング」に立つための基本作法』(幻冬舎)が好評発売中。




東京カレンダー最新号では、オカダ・カズチカさんのインタビュー全文をお読みいただけます。

東カレに語ってくれた、レディファーストのコツや、デートの店選びの基準とは?

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