お酒の場での切り返しって難しい――。そんなことを考えさせられるエピソードが ツイッターで話題を集めた。

投稿したのは新卒で入社した会社での体験をもとにノンフィクション漫画を執筆しているかっぱ子さん。2022年4月25日、かっぱ子さんは自身のツイッターアカウント(@kappacooooo)で、お酒の場で経験したやり取りを紹介した。

それは、かっぱ子さんがまだ入社したてのある日、得意先とのお酒の席でのこと。上機嫌になったその得意先は、かっぱ子さんに向かって、

「かっぱ子さんかわいいねー ひょっとこ商事(※編注:かっぱ子さんの会社)はみんな女性は顔採用だよねー ラッキーだったね」

などとコメント。 悪気があるわけでもなさそうなのが、これまたタチが悪い。喧嘩売ってんのか......。

その時は言い返すこともできず、得意先にお酌をするばかりだったかっぱ子さん。だが、次第に切り返し力がついてきたそうで――。

「独身ー?!オレとかどう?」にどう答える??

「独身ー?!オレとかどう?おじさんだけどおー 好きなタイプはぁー?!」

と、酔った勢いでかっぱ子さんの気も知らずに聞いてくるおじさん。得意先にしても上司にしても、こういうおじさんたちは本当にたちが悪い。だが、社会人経験を2〜3年積み重ねたかっぱ子さんは冷静だ。

「石油王です」

と、瞬時に一言。

ほかにも職場の先輩など、見知っている人についてタイプかどうか聞かれた時の切り返し方法も編み出したという。もし心当たりある人は必見だ。

「家の家訓で...」「祖母の遺言で...」

「○○くんとかどうなの?」――もしそんなことを聞かれて答えに窮したら、以下のいずれかの方法で切り返してみよう。

1.○○さんは、家訓でお付き合いを禁じられている血液型である
2.○○さんは、祖母の遺言でお付き合いしてはいけないことになっているイニシャルの名前である

これなら、自分のことを下げずにその場を切り抜けられるかも!

かっぱ子さんのツイートは、5月18日昼時点で9700件を超える「いいね」が付くほど反響を呼び、こんな声も寄せられている。

「遺言シリーズはよく使います。直後に『親父、元気ですけど』って付け加えるパターンが多いです。。」
「石油王と遺言シリーズ使わせてもらいます」
「こういう風に順応出来ない人ホントに苦しいだろうな...」

こんな質問がなくなるのが一番だが、どうしても逃げられない時は試してみてもいいかも!