業務スーパーで販売されている『豚焼肉たれ漬け』をご存じでしょうか。

豚肉スライスを醤油ベースのたれに漬け込んだ冷凍惣菜です。ややチープながら濃厚な味付けと柔らか食感で、ご飯おかずとしてはそこそこ優秀な一品。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

業務スーパー|豚焼肉たれ漬け|429円

業務スーパーにて429円(税込、税抜398円)で販売中。2022年4月現在のセールでは397円(税込)に割引中です。内容量は500g、カロリーは100gあたり233kcal(脂質 14.9g、炭水化物 13.3g)。販売は神戸物産、製造はターメルトフーズ(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

以前紹介した商品は318円(税込)だったので、111円の値上がり。原材料も微調整され、カロリーは微減(100gあたり239kcalから233kcalに)。味付け冷凍肉は本品のほかに『豚生姜焼き』(500g・473円)などがラインナップされており、全体的に値上がり傾向です。

調理方法は、冷蔵庫に数十分置いてほぐれる程度に解凍したら、弱〜中火にかけたフライパンで加熱するだけ。3分前後で火が通ります。

解凍時と加熱時、お肉からたれの水分がかなり多めに滲み出てきます。十分濃いめに味が付いているので、基本的には余分な水気は切ってしまってOKです。

タンルート(舌の根本)とカシラ(こめかみから頬)というマイナー部位の豚肉を使用。細かく刻んであるものの、少し筋のあるコリコリ弾力と脂身のプリッとした柔らかさが両立した、独特の良食感が楽しめます。

味付けは以前とほぼ変わらず、砂糖醤油と味噌をベースにして、唐辛子やごま油をプラスした素直な甘辛テイスト。多少調整されてはいるようですが、若干しつこいチープな甘さも相変わらず。適当な野菜と一緒に炒めて、たれの味が移るようにすると程よい濃さに仕上がります。

赤身の歯ごたえが弱いので、どうしても安っぽさは否めませんけど、そのまま豚丼にもアレンジできます。調理の手軽さとストレートなこってり濃厚感を重視するなら、そこそこ重宝するご飯おかずですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

米国産豚タンルートと国産豚カシラニクを使用した冷凍味付け肉醤油と味噌が強いこってりした甘辛だれで、ど直球にご飯がすすむ味わい柔らか食感とコリコリ弾力が両立した独特の食感が好みに合えば、十分使える飯とも惣菜もう少し爽やかな風味が好みなら『豚生姜焼き』(500g・473円)がおすすめ