発売1年間で2000万食突破の「丸亀うどん弁当」 2000万食ってどれぐらいすごいのか調べてみた
2021年4月に販売がスタートした丸亀製麺の「丸亀うどん弁当」。発売から1年が経ち、販売総数が2000万食を突破したというニュースが届きました。この春には新たに、3つの限定メニューも登場したそう。

とは言え、「2000万食」ってどれほどすごい数字なのか・・・ちょっとピンときません。いったいどれほどの量なのか、なぜこんなに売れているのか。少し調べてみることにしました。

丸亀うどん弁当は1分間に●杯も売れている!

1年間で「2000万食」、実はこんな数字なんです。

東京都と埼玉県の人口を足した数字とほぼ同じ!


2022年3月時点で、東京都の人口はおよそ1398万人、埼玉県は約733万人で、合わせて約2131万人です。両都県の住民が1人1食ずつ食べた計算になります。



ちなみに、国で言うと「マリ共和国」の国民数と同じになります。マリの皆さんには、全員に1人1食ずつ食べていただくことができます。ただ、これはちょっとピンときませんかね。



1分間で約38杯売れている!


1年間で2000万食が売れたということで、1分あたりの販売数を計算すると・・・

20000000食÷365日÷24時間÷60分=38.05食

なんと、「1分あたり約38食」も売れている計算になります。秒に換算すると、およそ2秒に約1食は売れているという、とても驚異的なペースですね・・・。



ひとりで食べると5万年以上かかる!


お次は、2000万食を独り占めしてみましょう。1人の人間が毎日1食ずつ「丸亀うどん弁当」を食べると想定します。

20000000食÷365日=54794.52食

2000万食を食べるには、5万4794年以上かかるようです。今年から食べ始めても完食するときは56816年…。寿命が100歳に近づく「人生100年時代」がうたわれていますが、2000万食を食べきるのは難しいですね。



「丸亀うどん弁当」に詰めたこだわり

いやぁ、2000万食達成のすごさ、改めて実感しました。ただ、なぜこの「丸亀うどん弁当」、こんなに売れているのでしょうか?

そんな疑問を解消すべく丸亀製麺さんに聞いてみたところ、商品開発部 商品開発課 浦郷裕介さんが丁寧に回答してくれました。



「丸亀製麺社長である山口の『うどん弁当を作りたい』という発案がすべての始まりでした。コロナ禍でテイクアウトの需要が高まる中、丸亀製麺にはそれに特化した商品がなかったので、テイクアウトして召し上がっていただく商品を作りたいという構想からスタートしました」

「丸亀うどん弁当」誕生のきっかけを明かしてくれた浦郷さんによると、開発をスタートさせたのは2021年1月のことだったそうです。販売が同年4月なので、わずか3カ月間で完成にこぎつけたことになります。もちろん、その間には様々な試行錯誤があったとか。



「手軽にどこでも食べられるものを目指したので、具材の選定にはこだわりました。揚げ物はのり弁のイメージから白身魚フライやコロッケを試したんですが、やっぱりうどんには天ぷらが合うんですよね。おかずのきんぴらごぼうは数十種類、玉子焼きは十数種類の中から、どれがうどんに合うかを試しつつ決めていきました」

浦郷さんによると、きんぴらごぼうはごま油を抑えて西京味噌を隠し味に入れたもの、玉子焼きは甘い玉子焼きとだし巻きの中間ぐらいの味付けのものを、いずれもうどんのだしとの相性を考えて採用したそうです。

一方で、主役である「うどん」については、店内で提供されるのとまったく同じものを、自信を持って使用しています。



「うどんのおいしさを保つために、茹でてから20分以内に召し上がっていただくことを推奨しています。また、1時間以内であればご満足いただける風味や食感を提供できると考えています。『冷たいぶっかけうどん』はつるつるとしたのど越しと弾力のあるコシ、『温かいかけうどん』はもちっとした食感と、それぞれに特徴があるのですが、開発の中で検証を重ね、何分以内であればその特徴が失われずにおいしく召し上がっていただけるかを見定めていきました」

丸亀製麺では、すべての店舗で100%国産小麦、塩、水のみでうどんを打ち、その場で切って、茹でて、作り立てを提供していますが、「丸亀うどん弁当」でも打ち立て、茹でたてへのこだわりは変わらないとのこと。短い開発期間ながら、こだわり抜いて作り上げたからこそ、いつでもどこでも 店内と変わらない“もっちもち”のうどんを味わうことができます。

また、この「丸亀うどん弁当」は「冷たいぶっかけうどん」と「温かいかけうどん」で、それぞれ容器が異なります。浦郷さんは昨年4月の発売開始当初から、冬に向けて「温かいかけうどん」の開発にも着手していました。



「容器については、片手で持って食べていただける形とサイズ感にしました。四角い容器が弁当“らしさ”を表しています。『温かいかけうどん』のオリジナル容器は、いろいろな業者さんと試作を重ねながら作り上げていきました。保温の性能や耐熱性にこだわっています」

「温かいかけうどん」は、打ち立て、茹でたてのうどんと、熱々のだしがそれぞれ容器ごとに分かれているので、お弁当になってもお店と変わらない、あの“もっちもち”の麺の食感が楽しめるそうです。

随所へのこだわりがたっぷり詰まった「丸亀うどん弁当」。2000万食達成に、浦郷さんは「日本人のおよそ6人に1人が食べているのかと思うと驚きですが、何よりうれしいことですよね」と笑顔を見せ、今後の目標をこう語りました。

「丸亀製麺のテイクアウトといえば『丸亀うどん弁当』と言っていただけるようにしていきたいですし、1億食を目指していきたいです」



春限定メニューも好評!

大ヒットしている「丸亀うどん弁当」ですが、この春からは新たに3つの春限定メニューが登場しました。

せっかくなので、浦郷さんに新メニューのこだわりポイントを聞いてみました。

えびとまいたけ天のうどん弁当(税込640円)




「『えびとまいたけ天のうどん弁当』は昨年も販売したものですが、えびとまいたけ天の組み合わせが非常に好評でした。まいたけ天のボリューム感と、人気の高い定番のえび天が入っているところがこだわりです」


鶏天おろしうどん弁当(税込590円)




「『鶏天おろしうどん弁当』は、暑くなってくる時期にさっぱり食べていただきたいメニューです。鶏天はジューシーなもも肉を使っているので食べ応えもありつつ、大根おろしを添えることでさっぱり感も楽しむことができます」


キス天うどん弁当(税込490円)




「『キス天うどん弁当』は、旬の食材を使ったメニューを作りたいということで、春の魚であるキスを使いました。キスを食べやすくするために、店内で仕込みを行い調理しています。ふっくらと身の厚いキスでありながらお値段もリーズナブルです」


現在は定番メニューとして「定番うどん弁当」(税込390円)、「えび天のうどん弁当」(税込490円)、「かしわとえび天のうどん弁当」(税込620円)が販売されていますが、これらに春限定メニュー3種類が追加。いずれも「冷たいぶっかけうどん」と「温かいかけうどん」を選ぶことができるので、全部で12種類のラインナップで展開されています。(※)

(※)商品ラインナップは変更になる場合がございます。


つるつるとしたのど越し、弾力のあるコシを味わえる「ぶっかけうどん」に、もちっとした食感が楽しめる「かけうどん」。店内と変わらない”丸亀食感”を毎日食べても飽きない豊富なラインナップで楽しめるのもありがたいですね。



こだわりの詰まった「丸亀うどん弁当」、ぜひご賞味を

発売から1年間で2000万食の販売を達成した丸亀製麺の「丸亀うどん弁当」。そのすごさを調べてみたら、「丸亀うどん弁当」が大ヒットした要因や、丸亀製麺さんの強いこだわりが見えてきました。

「丸亀製麺が先頭に立って外食産業を盛り上げていきたいですし、皆さんを驚かせるような新しい商品を提案していきたいですね」。浦郷さんは最後にそう語ってくれましたが、これからどんな商品が出てくるのか、非常に楽しみですね。

丸亀製麺の“こだわり”がつまった「丸亀うどん弁当」、ぜひみなさんもご賞味ください!

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