「空の価格破壊や!」 初の“和製LCC”ピーチ誕生から10年 記念セールや「とんがる」企画も
航空旅行がこの10年で、ぐっと近くなった気がします。
2012年に3機体制でスタート
LCC(格安航空会社)のピーチが2022年3月1日(火)に、就航10周年を迎えました。同社は国内初のLCCとして、2012年3月に3機体制で関西〜新千歳、福岡線の運航をスタート。「日本の航空史上最速のペースで路線を展開」(ピーチ)し、現在は日本のLCCとして最大規模の国内33路線、国際17路線に就航。保有機数も33機まで増加したといいます。
ピーチの飛行機(乗りものニュース編集部撮影)。
同社では就航10周年を記念して、国内全33路線を対象に、片道10円からの特別セールを実施。特別運賃は計1000席で、販売は3回に分け行われるとのことです。このほか、記念グッズ販売など各種キャンペーンも展開するほか、「とんがって行こう」をキーワードに様々な独自的な取り組みを実施するとのことです。
ピーチは「創業当初から国籍、年齢、性別や経歴などを問わずに個性を重視した客室乗務員の採用をおこなっているほか、自動車の機内販売や行き先を選べない旅を提供する『旅くじ』を展開するなど、業界の固定概念に捉われないチャレンジや遊び心を大切にしてきました」とコメント。同社の森 健明CEOは「私たちは『空飛ぶ電車』としての意義を改めて心に刻み、今後も安全運航の堅持と安定的な低運賃を継続的に提供してまいります」とコメントしています。