地下鉄烏丸線の新型車両「20系」3月26日デビュー!最初の1編成が投入へ 京都市
40年ぶりとなる新型車両のデビューです。
9編成を2025年度までに投入
地下鉄烏丸線に投入される20系電車(画像:京都市交通局)。
京都市交通局は2022年3月1日(火)、地下鉄烏丸線の新型車両である20系電車について、3月26日(土)から運転開始すると発表しました。
烏丸線では運転開始から40年以上経過した10系電車の9編成を、2025年度までにこの20系へ置き換え予定。その最初の1編成がついに試験運転を完了し、営業運転へ投入されます。
20系電車は2019年に、「前面の造形に曲面を多用したより近未来的なイメージ」「華やかで雅なカラーデザイン」というコンセプトでデザインが決定。両側の先頭車両では、多目的スペース「おもいやりエリア」として、車内両側の座席の代わりに、車両の中央部に「立ち掛けシート」というユニークな設備を設置。車内の意匠も、西陣織や京友禅のほか、京都の伝統工芸などをモチーフにした装飾が施されています。
なお、この新型車両の運行スケジュールは、営業開始から5月末まで、交通局のホームページで公開される予定です。