オリジナル技法の“光彫り”を駆使した表現を展開しているゆるかわふう氏の個展「宇宙の記憶」

2022年1月28日 12時0分

「光のもとで」2018年2022年1月29日（土）から3月27日（日）まで、神戸ファッション美術館にて「光の芸術家ゆるかわふうの世界～宇宙（そら）の記憶～」の開催が予定されている。ゆるかわふう氏は、オリジナル技法の「光彫り」を考案し、それを駆使した表現を展開している現代アーティスト。本展では、その「光彫り」による幻想的な“光の世界”を堪能できる。「光彫り」は、背後からLED光源を当てた断熱材に凹凸を作ることによって、陰影を表現するもの。ゆるかわふう氏は、建築用の断熱材やLED照明などの工業製品を使い、「光彫り」で宇宙空間や成層圏や海中などを主に描いている。今回の展覧会では、約500（幅）×180（高さ）cmの巨大な作品を中心に30点を展示。光の陰影のみで描かれていながらも印象的な奥行・立体感を感じさせる生き物や風景の作品を楽しめる。会場は「空エリア」「羽衣伝説エリア」「海エリア」で構成。「空エリア」では、「光彫り」をさらに発展させて制作した新シリーズが展示される。「羽衣伝説エリア」は、月、天女、白鳥、松などの作品を展示するエリア。「海エリア」では、クジラやウミガメなどの海で暮らす動物の姿を描いた作品が紹介される。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認