撮影:今村裕司2022年1月29日(土)から2月8日(火)まで、銀座蔦屋書店の店内イベントスペースのGINZA ATRIUMにて、三島喜美代氏の作品展示が実施される。三島氏は、1950年代から一貫して、新聞/雑誌/段ボール/空き缶など、日常に身近な“情報”を題材として制作を続けてきた。展覧会の開催に合わせ、特設Webページでマルチプル作品のオンラインエントリー販売も開始される。三島喜美代氏は、1932年大阪市生まれの現代美術家。1951年に大阪市立扇町高等学校を卒業し、1986年〜1987年にはロックフェラー財団(ACC)によりニューヨークに留学した。現在は大阪府の十三や岐阜県の土岐を拠点として作品を制作している。三島氏は、1950年代後半から1970年頃までは、新聞や雑誌などをコラージュした油彩画やシルクスクリーン作品を制作。1970年代の初めからは、情報化時代や大量消費社会に潜む不安感や恐怖感を表現するため、新聞をシルクスクリーンで割れる陶に転写した立体作品を手掛けるようになった。本展は、缶かごや段ボールかご、BOX、マルチプル作品など、同氏の代表作を集めた展覧会。入場無料で作品を鑑賞できる。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認セラミック素材で印刷技法を駆使したマルチプル作品「Package」セラミック素材で印刷技法を駆使したマルチプル作品「Newspaper」■期間:
2022年1月29日(土)〜2月8日(火)■開催場所:
銀座蔦屋書店内 GINZA ATRIUM
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F■問い合わせ先:
銀座蔦屋書店
tel. 03-3575-7755
url. https://store.tsite.jp/ginza/