あの車両に似ている?

前面は非貫通で非対称デザイン

 アルピコ交通は、東武鉄道の20000型中間車1両と20050型1両を導入し、改造のうえ20100形として上高地線で使用することを発表していますが、改造を終えて2021年12月28日(火)に新村車両所に搬入。公式SNSでその姿を公開しました。

 上高地線に車両が導入されるのは、1999(平成11)年と2000(平成12)年に京王電鉄から譲受した3000系電車以来のことです。


1999年と2000年に導入した元京王電鉄のアルピコ交通3000系(画像:写真AC)。

 20100形の前面は貫通扉がない非対称のデザインで、前照灯や後部標識灯は上部に設置されています。その姿からSNS上では「小田急電鉄の3000形に似ている」「相鉄8000系かと思った」といった声が上がっています。

 20100形はワンマン運転を行うことから、運転台の両サイドには後方監視用のミラーも設置しています。そのため「トラックのサイドミラーが付いてる」とも。

 20100形は、運用開始に向けて検査や試験調整、訓練を行い、2022年3月に運用を開始する予定です。

SNS上で公開された20100形の前面