新造車両は標準装備に。

いったんは2023年度末を目標


関空・紀州路快速として走る225系電車(画像:写真AC)。

 JR西日本が翌2022年1月から、在来線の車両にも防犯カメラを設置します。

 駅間の走行時間が長く、利用者が多い京阪神地区の新快速や快速から優先的に設置。特急についても、「サンダーバード」など京阪神地区を発着する車両に順次設置するといいます。いずれも2023年度末までに、通勤・近郊形で約5割、特急形で約7割の設置を目指します。なお、全ての新快速と関空・紀州路快速はこの期限までに設置を完了させるほか、新造車両は標準装備とする方針です。

 残る車両についても2024年度以降、設置が進められます。JR西日本は「お客様に、安全・安心な鉄道サービスを提供できるよう、しっかりと取り組んでまいります」としています。