国内初!固定電話への着信を専用機器不要で自動遮断する「迷惑電話自動ブロック」が登場

KDDIおよびトビラシステムズは9日、国内で初めて特殊詐欺や悪質セールスなどの「迷惑電話」の固定電話への着信を専用機器不要で自動遮断する「迷惑電話自動ブロック」の提供を2022年2月16日(水)から開始すると発表しています。またサービス開始に先立って2021年12月10日(金)より事前予約受付を実施するとのこと。

迷惑電話自動ブロックはKDDIが全国のケーブルテレビ各社と提携している固定電話サービス「ケーブルプラス電話」のオプションサービスとして提供され、利用料は月額330円(金額はすべて税込)で、事前予約で最大3カ月間利用料を無料とする「迷惑電話自動ブロック3カ月無料キャンペーン」が実施されます。

またケーブルプラス電話で迷惑電話自動ブロックを含む5種類のオプションをまとめてお得に利用できる「オプションお得パック」(月額759円)も提供され、別々に申し込んだ場合には合計1,430円がかかるため、月額671円安くなります。なお、迷惑電話自動ブロックは全国防犯協会連合会の「優良防犯電話」として登録申請中だとしています。


現在、日本国内では被害者に電話をかけて現金などをだまし取る特殊詐欺の認知件数が1万3550件 (2020年)に上り、年間被害額は285.2億円と深刻な社会問題となっています。従来、固定電話への迷惑電話を遮断するには自宅の固定電話機に迷惑電話対策機器を外付けで設置するか、迷惑防止機能付きの固定電話機に買い替えて利用いただく必要がありました。

これに対し、KDDIとトビラシステムズでは新たにネットワーク上で迷惑電話の着信を自動遮断することによって専用機器が不要の迷惑電話自動ブロックを開発しました。迷惑電話自動ブロックでは警察・自治体からの提供や利用者による申請情報を収集したトビラシステムズの「迷惑電話番号データベース」の活用によって最新データで構築した約3万件の迷惑電話の番号から固定電話を守ることが可能となっています。

<特長>
(1)ネットワーク上で自動遮断するため、自宅の固定電話機に迷惑電話対策機器を外付けで設置することや迷惑防止機能付の固定電話機への買い替えが不要です。
(2)警察・自治体からの提供や利用やからの申請などによる情報を収集した「迷惑電話番号データベース」によって迷惑電話を判別します。
(3)国際電話詐欺の遮断にも対応しています。
(4)遮断した電話の着信履歴はオンラインサポート「My au」から閲覧可能です。

KDDIが提携している迷惑電話自動ブロックを利用できるケーブルテレビ各社は https://www.kddi.com/catv-service/denwa/apply/ よりご確認ください。なお、オプションお得パックは迷惑電話自動ブロック(月額330円)のほか、発信番号表示 (月額440円)および番号通知リクエスト(月額220円)、割込通話(月額330円)、割込番号表示(月額110円)の5つのオプションサービスが利用可能です。

記事執筆:memn0ck


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