KDDIと渋谷未来デザインは11月26日、実在都市の渋谷と連携した都市連動型メタバースをイベント会場として、1日貸し切り利用可能な「バーチャル渋谷・1DAYイベントパッケージ」の提供を開始した。

バーチャル渋谷・1DAYイベントパッケージ


同サービスは、インターネット上に構成される仮想空間でのイベント開催時に必要な演出・配信・出演者のオリジナルアバター作成をパッケージ化し、音楽ライブやスポーツ観戦などのイベント主催者向けにワンストップで提供するもの。

「メタバース」での取り組みを検討されているイベント主催者が、音楽ライブやスポーツ観戦、自社商品・サービスのPR、ファンとのコミュニケーションなどのイベントを手軽に企画でき、ファンの目の前にゲストのアバターを登場させるなど、通常のライブ配信とは異なる臨場感あるイベント演出が可能だという。

同サービスの基本パッケージ（バーチャル渋谷・1DAYイベントパッケージ）は、会場 (3会場より選択)、演出、スクリーン、音響、出演者アバター（1名）、映像配信、イベントの外部同時配信（YouTube, Twitterなど）。

会場（左：ミュージックステージ、中：スポーツステージ、右：ノーマルステージ）


会場は、空間や野外広告などのスペースにライブを盛り上げる演出効果を表示でき、ライブの様子を投影する複数のディスプレイが設置された「ミュージックステージ」、パブリックビューイングなどに適し、アバターを使って楽しめるアスレチックなどのミニゲームが設置された「スポーツステージ」、渋谷の街をリアルに再現した「ノーマルステージ」の3ステージを用意する。

また、オプションとして、オリジナルアバターや空間装飾、オリジナル3Dオブジェクト、物販ブース、配信映像制作が用意される。

提供価格は個別見積もりで、特設サイトより問い合わせ可能。