万全のコロナ対策で 10ヵ月遅れの成人式 栃木市
新型コロナウイルスの影響で延期になっていた栃木市の今年の成人式が7日行われました。
色鮮やかな振袖や新調したスーツなどに身を包んだ新成人。
栃木市の今年の新成人は1499人で、成人式は感染防止対策のため市内を6つの地区に分け、さらに人数が多い地域では時間帯も分けて行われました。
会場には新成人のみ入場可能で検温や消毒、健康チェックシートの提出、さらに県外から参加する人には安心して帰郷する意味でPCR検査の陰性証明の提示を求めました。
10か月遅れての開催となりましたが、会場では成人式が無事に開催されたことを喜ぶ声が多く聞かれました。
成人式に合わせて、来年4月に開館予定の栃木市立文学館が、1日限定で無料開放されました。
鮮やかな色使いとレトロな外観は市内でも珍しく、成人式の写真撮影の場所として使いたいという市民からの要望を受けて実現したものです。
新成人たちはどの場所を背景にするか相談しながら記念撮影を楽しんでいました。