今季「最高のデビューを飾った新戦力」TOP10
サッカーには移籍がつきものであるが、それによって物事がいい方向に進むか、あるいは悪い方向に進むのかはわからない。
今回は『Sportskeeda』から「今季新天地で最高のデビューを飾った選手たち」をご紹介しよう。
ラファエル・ヴァラン
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
レアル・マドリーからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したヴァラン。ウォルヴァーハンプトン戦でデビューを果たし、印象的なプレーをした。彼がチームに何をもたらせるか、ファンに向けて十分に示した。
ハリー・マグワイアのパートナーとして彼のオールラウンドな才能と経験は間違いなく有用だ。ドリブル突破にも強く、プレミアリーグのアタッカーにも十分に対応できる。
ロメル・ルカク
所属クラブ:チェルシー
彼が初めてイングランド・プレミアリーグに足を踏み入れたのがチェルシーだった。その際には失敗を喫してしまったものの、エヴァートン、マンチェスター・ユナイテッド、インテルを経て戻ってきた。
エミレーツ・スタジアムで再びチェルシーのユニフォームを着て出場した彼は、僅か15分でゴールを奪取。それからエースとして絶対的な存在感を示し続けている。
エドゥアルド・カマヴィンガ
所属クラブ:レアル・マドリー
レンヌで若くして重要な存在となり、フランス代表にもデビューした天才カマヴィンガ。3100万ユーロというかなりお買い得な価格でレアル・マドリーに加入し、デビュー戦でセルタを相手にゴールを決めた、
ルカ・モドリッチやトニ・クロースを将来的に置き換えられる選手として獲得されたが、もはや今すぐにでも併用をスタートさせても問題ないほどの落ち着きを見せている。
タミー・アブラハム
所属クラブ:ローマ
ロメル・ルカクの復帰によって押し出されるようにチェルシーを去らざるを得なくなったストライカーは、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマへの移籍を決断した。
そしてルカクがそうであったように、彼はイタリアで見事にデビュー戦でゴールを決めた。フィオレンティーナを相手に見事なプレーを見せ、早くもオリンピコに駆けつけるサポーターの心を掴んでいる。
ハカン・チャルハノール
所属クラブ:インテル
今夏ミランからインテルへとフリーエージェントで移籍するというとんでもない選択をしたチャルハノール。近年ではもっとも物議を醸す取引となった。
ジェノアを相手にしたセリエAの開幕戦で、彼はすぐにシュクリニアルの先制ゴールをアシスト。さらにサルヴァトーレ・シリグを相手に素晴らしいシュートを叩き込み、追加点を奪取している。なおインテルでのデビューで1G1Aを決めたのは2006年のズラタン・イブラヒモヴィッチ以来だ。
エディン・ジェコ
所属クラブ:インテル
35歳という年齢になってなお衰えを見せずに充実し続けているボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FW。チャルハノールと同じくジェノア戦がインテルでのデビューマッチとなった。
すぐに彼の武器であるヘディングでゴールを決め、インテルの勝利に貢献。前でボールを収められる能力も含め、チームにもたらすものはあまりにも大きかった。
クリスティアーノ・ロナウド
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
今夏最も驚きを与えた移籍の1つだ。リオネル・メッシよりも事前の情報が錯綜しており、ジョルジュ・メンデス代理人の動きにしてやられた感が非常に大きい。
36歳という年齢もあって評論家からも不安視されていたが、いきなりニューカッスル・ユナイテッド相手に2ゴールを決める活躍を見せ、4-1の勝利に貢献した。
エリック・ラメラ
所属クラブ:セビージャ
トッテナム・ホットスパーでは実力に値する評価を与えられなかった。長くプレミアリーグでプレーしていたが、一貫性がないと批判されることも多く、今夏ブライアン・ヒルとのトレードでセビージャへと譲渡された。
スペインに足を踏み入れたラメラは、ラージョ戦で途中出場からデビュー。それからわずか10分でゴールを決めることに成功し、3-0の勝利に貢献。その後も好調を維持し、すでに得点数は3に。
ホアキン・コレア
所属クラブ:インテル
チームを優勝に導いたアントニオ・コンテ監督が財政的な問題によって退任したインテル。しかしながら、新たに雇ったシモーネ・インザーギ監督は違った色を出しつつ新戦力を上手く生かすことに成功している。
ラツィオで3シーズンプレーしていたホアキン・コレアも、インテルに加入後デビューとなったエラス・ヴェローナ戦でゴールを決めて3-1の勝利に貢献。途中出場から9分でネットを揺らし、そのポジショニングセンスを見事に生かしてみせた。
オドソンヌ・エドゥアール
所属クラブ:クリスタル・パレス
古橋亨梧に押し出されるような形でセルティックを離れたフランス人FW。1600万ユーロでクリスタル・パレスに加入し、トッテナムとの試合でベンチスタートとなった。
タンガンガが退場して10人になったトッテナムを相手に、エドゥアールは84分から途中出場。僅か28秒でゴールを決め、プレミアリーグで史上最速の得点記録を更新してみせた。