小さすぎず大きすぎず!カメラ散歩にちょうどいい収納力でおしゃれって最高かも
涼しい日も増えてきて最近ハマっているのがカメラを持って散歩すること。
でも、ただ歩くだけというのがどうしても苦手。何か目的がないと歩けない。何かないかなと探しているとき、ミラーレス一眼カメラにオールドレンズをつけるという楽しみ方を知り、思わずフリマサイトでスーパータクマーのオールドレンズをポチり。
そこで気付きました。カメラも入って気軽に身に着けられるバッグがない。
リュックは大きすぎるしカメラバッグとなるとしっかりしすぎてて散歩にはちょっと大袈裟。もっとラフに持ち歩けるものってないかなと探している時に見つけたのが、JANSPORT(ジャンスポーツ)の「LARIMER CROSSBODY」(6820円)です。
マチ幅が足りないかなと思ったのですが、カメラとレンズのサイズを確認したところ問題なし。
気になっていたけど、まだ使ったことのなかったジャンスポーツ。最近買ったユニクロの「ユーティリティジャケット」に合わせて散歩に出かけてみました。
■不思議と惹かれるクラシックなデザイン
▲サイズ:W39×H24×D5cm、重さ:約0.5kg、容量:5L
スタイリストとしてたくさんのモノに触れていく中で、うまく説明できないけどなぜか惹かれてしまうというアイテムがあるんです。そのひとつがジャンスポーツ。“ジャンスポ”の愛称でも知られる、バックパックでお馴染みのアメリカ発のアウトドアブランドです。
シンプルでクラシックなデザインとコスパの良さが人気。なぜか古着屋さんに行った時、あると必ず手に取ってしまうんですよね。
この「LARIMER CROSSBODY」、ジャンスポーツのミニサイズのバッグより収納力や機能性があり、貴重品はもちろんA4の書類やタブレットまで入るサイズ感。軽くて快適な使い心地で、散歩やカフェでちょっとした作業の時など、日常使いしやすいスペックです。
Black、Graphite Grey、Army Greenと男性が使いやすいカラーがそろっているのも特徴。正直どれも捨てがたい色で悩みます。
シンプルなショルダーバッグというと、歩いている最中にバッグが動いてしまうイメージがあったのですが、そこはさすがアウトドアブランド。体に沿うようなフィット感で、ストレスなく散歩できました。こういう実用性の高さが、ジャンスポーツが長く人気な理由なのかも。
散歩をしているといい雰囲気の裏路地を発見。知らない道に迷い込むのは、いくつになってもワクワクします。「この道っていつも使ってるあの道につながるのか!」という発見は大人になっても興奮しますよね。
いいスポットを見つけたのでカメラの準備。
オールドレンズが初めてなので正直なところどう違うのかわからないのですが、ボケ感がいい感じです。あと、フレアが出やすいのも特徴らしい。とりあえずテクニック的なことは置いておいて楽しいからOK。
ちょっと疲れたのでコーヒーを飲みながら休憩を。撮った写真をタブレットで確認します。マニュアルフォーカスなので大きい画面でピントを確認できるのはありがたい。タブレットも入れられるって、やっぱりこのバッグ、ちょうどいいかも。
■しっかりと使える収納力
サコッシュよりも大きく、メッセンジャーよりも小さい。想定していたサイズ感に近いだけでなく、実際に収納力も優れています。
メインポケットにはカメラ本体、レンズだけでなくスプレー類を入れてもまだ余裕があります。背面にはパッドが入っているためガジェット類も安心して入れられます。
メインポケットの前面側にはメッシュポケットがふたつ付いています。紛失しやすい小物を収納しておくのにぴったり。
メインポケットはダブルジップになっているため、どちらの肩から斜めがけしても開閉しやすい。フタがかぶるように設計されているため、雨が降ってきても浸水しにくいのもポイントです。
ふたつあるフロントポケットはサッと出し入れしたい小物を入れておくのにぴったり。この日は、メガネとモバイルバッテリー、ケーブルを入れました。見た目以上の収納力があるんですよ。
ストラップにはDリングアジャスターが付いていて、ストラップを引っ張るだけで簡単に長さ調節ができます。だから、サッと伸ばしてラクラク着脱。ちなみにこのショルダーストラップ、なんとシートベルト素材なんです。体に馴染むわけだ。
今っぽく前持ちでもいいのですが、バックパックでお馴染みのジャンスポーツ。やっぱり背面に背負った時でもしっくりきます。
* * *
ジャンスポーツというとコスパの良さから学生が持つバッグとしても親しまれていますが、90年代を過ごした身としては懐かしさもあり馴染みもあり、なぜだか惹かれる魅力があります。
ストリートな雰囲気もありますが、大人ならではの上品なスタイリングと合わせれば、スニーカーのようなちょうどいい感じの外し具合になるのも好きな理由です。
実物を手にした時に、その薄さに「レンズ入らなそう…」と思ったのですが、実際に入れてみると見た目以上の収納力があり余裕でした。休日のお出かけやカフェで息抜きする時だけでなく、キャンプでアウターの上から身につけるバッグとしても使ってみようかなと思ったりしています。
>> ジャンスポーツ
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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