かたせ梨乃、95歳両親の“シングル介護”ひと段落で「1万円超え天ぷらディナー」満喫
「極妻は妻であり、姉であり、母であり、女性のいろいろな要素を持っている人」
そう語るのは、8月20日に公開予定の映画『孤狼の血 LEVEL2』に出演する女優のかたせ梨乃。
「豊満なボディを活かした“肉体派女優”として活躍し、9回にわたって出演した『極道の妻たち』シリーズでその地位を確立。今回は'99年の同シリーズ作品以来、実に22年ぶりに“極道の妻”を演じました」(テレビ誌ライター)
かつてのイメージをよみがえらせて演じたというかたせだが、私生活では、妻でも姉でも母でもなく“娘”として奔走する日々を過ごしてきた。
「今年で95歳になる両親の介護を、長らくひとりで背負っていたんです。'19年6月に出演したテレビ朝日系『徹子の部屋』では、両親との3ショットを公開しつつ介護の大変さを語っていました」(同・テレビ誌ライター)
ひとりカウンターに座り、シャンパンを傾け
ひとり娘の彼女は、入院する父に会いに行きながら実家に住む母も気遣う“シングル介護”の日々を送っていた。
「お父さんは嚥下機能が低下して、とろみのついた水分しか飲めない状態に。そんな中、お母さんも転倒して大腿骨と鎖骨を骨折。かたせさんの負担はそうとうなものだったでしょう」(テレビ局関係者)
しかし、懸命に家族と向き合う中でうれしい驚きが。
「お父さんは、ほとんど寝たきり状態で介護をしないと日常生活が困難な『要介護5』の状態でした。そこからなんと、一部介助が必要なものの食事など基本的な日常生活が1人で行える『要介護1』にまで、奇跡的な回復を見せたんです。そしてお母さんも、リハビリに励み、なんとか歩けるように。2人とも見事退院を果たし、かたせさんは仕事との両立のため両親を有料老人ホームに預けることに」(同・テレビ局関係者)
一段落ついた現在は、水泳やピアノ、三味線といった趣味を楽しむ時間もできたという。7月上旬の夕方、彼女の姿は都心にある高級天ぷら料理店にあった。
「“海老もう1本!”なんて明るい声が聞こえたので見たら、かたせさんでビックリ。1人あたり1万円は下らないお店ですが、おひとりでカウンターの席に座り、シャンパン片手に粋なひとときを楽しんでいる様子でした」(居合わせた女性)
行きつけの店のようで、こんな話も。
「よくお見かけしますね。お店の大将や女将さんとも仲がよくて、ほかの一般客がいても気取らず会話を楽しむ人です。最近はお店のスタッフに“舘さんによろしく”なんて言ってましたね。この店の上の階には会員制の高級フィットネスジムがあって、舘ひろしさんなど、ほかの芸能人の方もたまにいらっしゃるんですよ」(常連の男性)
ひたむきな献身もあり、自分の時間をつくることができるようになったかたせ。パワー全開で挑んだ久しぶりの“極妻”姿に期待!