第2打席で33号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

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リーグ本塁打王争いでは2位のゲレーロJr.に5本差を付けて独走

■マリナーズ ー エンゼルス(日本時間10日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地のマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席はニゴロに倒れ、3回の第2打席で2試合連発となる33号ソロを放った。

 天敵を攻略した。左腕ゴンザレスには通算12打数1安打と結果を出せていなかったが、3回1死の第2打席でアーチをかけた。飛距離463フィート(約141.1メートル)、打球速度116.5マイル(約187.5キロ)、打球角度31度。敵地はしばらくどよめきが収まらなかった。

 記録専門会社エリアスによると、外国人選手によるオールスター戦前の33本塁打は通算609本塁打のサミー・ソーサに並んで歴代トップ。伝説のスラッガーにも並んだ。

 リーグの本塁打王争いは両リーグ最多で、2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.に5本差を付けた。2試合連発は今季6度目、通算11度目だ。天敵からもアーチをかけ、一体どこまで本塁打数を伸ばしていくのか。(Full-Count編集部)