次は誰をぶちのめすのか? - 『Mr.ノーバディ』より
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 さえない中年男の覚醒を描く映画『Mr.ノーバディ』のメガホンを取ったイリヤ・ナイシュラー監督が、続編の脚本作業が早くも進行していると、JoBlo.comのインタビューで明かした。

 『Mr.ノーバディ』は、とある出来事をきっかけに、家庭にも職場にも居場所のない平凡な中年男ハッチ(ボブ・オデンカーク)の隠された本性が暴かれるアクション。製作費1,600万ドル(約17億円)に対して、全世界興行収入6,155万8,762ドル(約67億円)を稼ぐスマッシュヒットを記録しており、爽快感あるストーリーとハードコアなアクションは日本でも高い評価を得ている。

 イリヤ監督は同サイトに対して、「ハッチと共にこの世界で語るべき物語は山ほどある。(脚本家の)デレク・コルスタッドは続編製作に向けて、すでに作業を始めているんだ」とデレクによる脚本作業が進行していると告白。続編の正式なGOサインは出ていないが、前作のヒットを考慮すると、実現する可能性は高いとみられる。

 さらにイリヤ監督は、続編におけるハッチの妻ベッカ(コニー・ニールセン)の出番についても言及。同サイトの記者から、続編でのベッカのアクションシーンついて質問された監督は「その考えは大好き。なぜならその通りだから」と回答しており、夫婦揃ってのアクションシーンにも期待が高まる。(編集部・倉本拓弥)