復活ゲーム&ウオッチ第2弾はゼルダの伝説。ゲーム4種収録で5480円、11月12日発売

任天堂が、E3 2021に合わせて公開したニンテンドーダイレクト。主役となったのはNintendo Switchの新作ソフトの数々でした。が、その中のトリを飾るゼルダの伝説シリーズに関する発表で、隠し球的に『ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説』が発表されました。

発売日は11月12日、価格は税込5480円。昨年11月13日には『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』が発売されているので、ちょうど1年での新作登場となります。

参考記事:任天堂『ゲーム&ウオッチ』復活。スーパーマリオ35周年記念のカラー新作を限定生産

基本ハードウェアやシステムは、スーパーマリオと同じく(そしてオリジナルとは異なり)、フルカラー液晶ディスプレイ搭載を搭載し、複数のクラシック作品が収録された構成。

収録タイトルは、

ゼルダの伝説(ファミコン版)

リンクの冒険(ファミコン版)

ゼルダの伝説 夢をみる島(ゲームボーイ版)

バーミン(ゲーム&ウオッチの同名作品アレンジ版)

の4作品。

さらにスーパーマリオにて数々の仕掛けが話題となった時計表示モードも、『遊べるゼルダ時計』として収録。加えて今回のゼルダでは、タイマーモードとして『遊べるショートタイマー』も搭載します。

ここで気になるのが『遊べる』という言葉ですが、これはデジタル時計とショートタイマーで表示されるリンク(主人公キャラ)をプレーヤーが操作して遊ぶこともできるため。

とくにショートタイマーでは、『リンクの冒険』プレーヤーのトラウマとなっている超強敵『シャドウリンク』と闘うシーンもあったり、スコアやハイスコア(TOP)表示と思わしき数字が画面下に表示されるなど、何やら「タイマーと称した時間制限チャレンジモード」的な様相も見て取れます。

そして隠れた注目が、収録された『バーミン』。元は1980年発売のゲーム&ウオッチ作品で、テーマはモグラ叩き。

原作での主人公は(いわゆる)Mr.ゲーム&ウオッチ風の人物ですが、本作ではリンクが主人公に。ゲームのシステムは変わらないため「リンクが襲来するモグラをひたすらハンマーで叩く」という、スーパーマリオ版の『ボール』以上にファンにとってジワジワ来る絵面となっています。