大嶋一生市長の死去に伴う日光市長選挙は23日に投票が行われ即日開票されます。

保守分裂、新人2人の一騎打ちの激戦となっています。 日光市長選挙に立候補しているのは届け出順にいずれも新人で前の市議会議員の粉川昭一候補(57)と元副市長で自民党県連の推薦を受ける阿部哲夫候補(71)の2人でいずれも無所属です。

粉川候補は会社社長や大沢ひまわり隊の初代代表など市民団体のリーダーを歴任したのち、2010年に日光市議会議員に初当選。

大嶋市長の盟友として市政を引き継ぎ、日光市を次のステージに発展させようと出馬しました。

「若さと行動力」を掲げ、民間の経営者の感覚を生かした行財政改革やコロナ禍でも安心できる観光地づくりなどを行うとしています。

阿部候補は旧日光市の職員を経て合併後に副市長などを歴任。

3年前の日光市長選挙では大嶋市長に15票差で敗れていて今回2度目の出馬です。

重点施策には新型コロナウイルス対策と財政再建対策を掲げています。 まん延防止のための臨時給付金として高齢者や子どものいる世帯を中心に1万円を支給するほか、新しい産業団地の造成を行うとしています。