堅実女子の皆さんは、「ハーゲンダッツ」のアイス好きは好きですか?1961年にアメリカ・ニューヨークで誕生し、日本では今や高級アイスの代名詞的存在。その一方でコンビニやスーパーに行けばかなりの確率で置いてあり、いつでも自分へのご褒美として手が届く親しみやすさも魅力です。

クリスピーサンドは日本発!あのサクサク感はタコスがヒントだった

ハーゲンダッツの代名詞といえば、1人分にちょうどいいサイズのミニカップ。ほかにサクサクのウエハースでサンドした「クリスピーサンド」も定番となっています。実はクリスピーサンドが生まれたのは2001年の日本。当時まだ世の中にないアイスクリームを生み出そうと考え、着目したのがメキシコ料理のタコスを食べた時のパリパリ感だったといいます。それから7年かけて開発した後、クリスピーサンドが誕生しました。

今年でちょうど20周年を迎えていますが、累計販売個数は約5億個、発売フレーバーは59種類※にもなっています。日本での販売好調をうけて、今ではヨーロッパやアジア各国でも販売しているそうです。(※2021年3月時点、キャラメルフレーバー含む)

全59フレーバーはこちら。ズラっと並ぶと圧巻ですが、昔は横サイズでした。

ちなみに一番初めに誕生したクリスピーサンドのフレーバーは『キャラメル』。そしてクリスピーサンド初の期間限定商品は『カプチーノ』だったそうです。さらに第一号の『キャラメル』は2010年を機に何度もリニューアルを重ねており、昨年2020年にキャラメルフレーバーの決定版といわれる『ザ・キャラメル』が登場。ミルクのコクとキャラメルの甘さが際立つアイスクリームを、ミルキーなキャラメルが包み込むリッチな味わいとなっています。

こちらが 一番初めに誕生したクリスピーサンド『キャラメル』です。

歴代の「”食べたい”クリスピーサンドフレーバー」1位はやっぱり…

さらに今回は発売20周年を記念し、全国10代〜60代のハーゲンダッツファンの男女300名を対象に、歴代の「”食べたい”クリスピーサンドフレーバー」に関する調査を実施。5位から1位まで順にご紹介していきます。

5位 カラメルカスタード(2012年発売)

カラメルソースがとろりと入ったカスタードアイスクリームに、カラメルパウダーを散りばめたカスタードをコーティング。香ばしくほろ苦いカラメルと、コクのあるカスタードのコンビネーションを楽しめるフレーバーでした。

4位 メープル(2003年発売)

歴代のクリスピーサンド全59種類のうちメープル系はこちらを含め、2013年発売の「メープルフレンチトースト」の2つのみ。ミニカップ型でもゼロで、ほかには2019年にセブン・イレブン限定で発売された「クリーミーコーンバニラメープルウォルナッツ」だけとなっています。貴重なメープル系を懐かしむ人が多いということでしょうか?

3位 ストロベリーフォンデュ(2012年販売)

果汁・果肉25%の濃厚なストロベリーアイスを、ストロベリーパウダーが入ったブラック系のチョコレートでコーティング。サクサクのウエハースもココア味で、ストロベリーの甘酸っぱさとココアのほろ苦さのマッチングがポイントでした。

2位 ショコラ(2003年発売)

2014年発売の『抹茶ショコラ』と『ショコラオランジュ』、2015年『ショコラベリー』、2017年、2019年の『フォンダンショコラ』、2020年『ヘーゼルナッツプラリネショコラ』と、歴代何度も登場しているショコラシリーズの元祖。チョコレートコーティングとほろ苦く香ばしいココアウエハースは、鉄板の組み合わせです。

1位 キャラメル(2001年)

やはり元祖が1位!販売開始から10年後の2010年、よりリッチでコクのある味わいを目指し、『リッチキャラメル』へとリニューアルし、2014年には『キャラメルクラッシック』に再リニューアル。2017年に商品名は同じで、キャラメルアイスクリームに発酵バターを使用し、さらにコク深く濃厚な味わいへと進化しました。

パッケージのデザインも今と微妙に変わっています。

この先も進化を続けそうなハーゲンダッツのクリスピーサンド。これから登場するフレーバーにも、さらに注目したいところです!

【調査概要】
調査主体:ハーゲンダッツ ジャパン株式会社
調査方法:インターネット調査(対象商品全59商品から、複数回答可として集計)
地域:全国
調査対象:月に1回以上ハーゲンダッツを食べる10代〜60代男女各150名、合計300名
調査時期:2021年3月