材料を合わせてレンジ加熱するだけで、びっくりするほどおいしくて栄養たっぷり。ガマンせずキレイにやせると話題の、Atsushiさん考案の魔法の腸活スープをご紹介します。

2か月で6kg減!具だくさんスープの効果



「以前はむりなダイエットを繰り返してはリバウンドし、肌も体調も最悪でした」と話すのは、モデルが飲んでいるスープレシピが人気のAtsushiさん。もうガマンしたくない! と食を学んでたどり着いたのが、具だくさんで高タンパク&低糖質のダイエットスープです。

「おいしくて食べごたえ満点のスープを食べるだけで、2か月で6kgダウンしました。リバウンドもなく、肌も体調も絶好調。ぜひお試しを」

●Atsushiさんのスープはなぜおいしくてやせるの?



<Point1>食物繊維たっぷり

食物繊維には、腸内環境を整え、食後の血糖値の急上昇を抑える働きが。Atsushiさんのレシピでは、野菜やキノコ、豆、海藻などさまざまな食材を使い、1品でたっぷりの食物繊維がとれます。

<Point2>タンパク質で代謝アップ

メイン食材には、肉、魚介類、卵、大豆などのタンパク質を選んでいます。タンパク質は体の土台をつくり、代謝をアップさせるのにも不可欠。しっかりとることで、やせやすい体に。

<Point3>低糖質で罪悪感なし

太る要因になるのは、カロリーではなく糖質。糖分の多い食材や炭水化物は使わず、低糖質のレシピなので、ボリューミーでも安心! 罪悪感なく、おなかいっぱい食べられます。

<Point4>発酵食品の調味料も


しょうゆや塩の代わりに使うのが、ナンプラーと塩麹

Atsushiさんがしょうゆや塩の代わりに使うのが、ナンプラーと塩麹。発酵食品で腸にいいだけでなく、少量でまろやかなコクと深いうま味が。レンチンとは思えないおいしさの秘密!

<Point5>うま味成分たっぷり

肉や魚介に多いイノシン酸、昆布や野菜のグルタミン酸、干しシイタケなどのグアニル酸が三大うま味成分。すべてのスープで2種類以上かけ合わせ、短時間でコクと深みがでるレシピに。

【効果的な食べ方】

今すぐやせたい人 → 昼食と夕食の2食をスープにおき換えて

2週間でむりなくやせたい人 → 昼食は好きなものを食べ、夕食をスープに

現在の体重をキープしたい人 → 昼食をスープにし、夕食は好きなものでOK


●納豆と豆板醤のスパイシースープ





冷え解消に。ニンニク、ショウガ、唐辛子で燃焼効果バツグン! 納豆は甘味を感じるほどまろやかでコクたっぷり。



【材料(1人分)】

・納豆 1パック(40g)

・チンゲンサイ 50g

・シメジ 40g

・長ネギ 30g

・A[酢、すりゴマ(白)各大さじ1 酒、豆板醤各小さじ2 顆粒鶏ガラスープの素、ナンプラー各小さじ1 ニンニク、ショウガ(各チューブ)各小さじ1 赤唐辛子(種を除いて小口切り)1本分]

・水 1カップ

・万能ネギ(あれば・小口切り) 少し

【つくり方】

(1) チンゲンサイは1cm幅のざく切りにする。シメジは石づきを除いてほぐす。長ネギは斜め薄切りにする。



(2) 口径約15cmの耐熱ボウルに納豆、(1)、A、分量の水を入れて軽く混ぜ合わせる。ふんわりとラップをし、電子レンジ(500W)で5分加熱する。



(3) 取り出して軽く混ぜてから器に盛り、万能ネギを散らす。



[1人分185kcal]





納豆は良質なタンパク質や食物繊維が豊富で、血流改善効果も高い腸活の最強素材。長ネギの硫化アリルも血行を促進。

<撮影/市原慶子 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【Atsushiさん】



ライフスタイルプロデューサー、野菜ソムリエプロ。著書『美腸、美ボディ、幸せになれる 運命を変える魔法の「美ヤセ」レンチンスープ
』(講談社刊)など。