2021年3月18日の参議院予算委員会で日本維新の会の鈴木宗男氏が、10日の同委員会で立憲民主党小西洋之氏(@konishihiroyuki)が質疑中断時に田島麻衣子議員に質問通告をしていなくても「嘘でもいいから通告したといえばいい」と発言したとして問題視。また、「小西議員は深夜でも役所に電話をして体調を崩したという情報も寄せられています」と発言して騒然となる一幕がありました。

この件に関して、産経新聞が『「ムネオ節」炸裂…立民議員の言動に「限度を超えている」 議場騒然』というタイトルで記事を配信。このことについて、小西氏は以下のようにツイートしています。

鈴木宗男議員による事実無根の誹謗中傷の暴言を「ムネオ節」などとするこの記事について、産経新聞に法的措置を取ります。

本当に情けない。
産経はこんなことしかできないのか。
堂々と政策論、法律論で勝負してこい。

小西氏によると、鈴木氏の質問は自由民主党所属の山本順三委員長から「不穏当な発言」として注意され、理事会で会議録削除の協議されているといい、総務省衛星地域放送課長が小西氏の質問対応で病欠したとされる件に関して、「通常ではありえない丁寧で余裕を持った対応を行っている」「事実関係は本件の連絡相手である官房総務課長は一貫して認めている」とTwitterで経緯を説明しています。

しかし、ネット上では「報道の自由の侵害では?」「鈴木宗男議員に言うのが筋では?」と疑問の声や、「事実無根は何に対してなのか説明してほしい」「それよりも“嘘でもいいから”は言ってないの?」という要望が寄せられています。

産経新聞の記事は、鈴木氏の発言を元に予算委の模様を報じており、事実ベースの内容だと考えられます。また、鈴木氏が指摘した体調を崩した職員が衛星地域放送課長の事なのか判然としていません。このような議論が続くこと自体が、政治不信を高めることに繋がるのではないでしょうか。

「ムネオ節」炸裂…立民議員の言動に「限度を超えている」 議場騒然(産経ニュース)
https://www.sankei.com/politics/news/210318/plt2103180019-n1.html [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/konishihiroyuki [リンク]