ナイスポーズ!

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 西銘駿と飯島寛騎が11日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた映画『ツナガレラジオ〜僕らの雨降Days〜』公開記念トークショーに来場、お互いを「急行電車」「7頭身早男」と命名しあうひと幕があった。

 映画、ドラマ、舞台などで活躍中の若手俳優たちがペアを組んでパーソナリティーを務めるWEBラジオ「おしゃべや」の映画版。神奈川県伊勢原市大山にある小さなラジオ局を舞台に、10名のワケあり男子たちの共同生活を描き出すオリジナルストーリーだ。この日のイベントには、西銘、飯島のほか、阿久津仁愛、井阪郁巳、橋本祥平、深澤大河、ゆうたろう、立石俊樹、醍醐虎汰朗も来場した。

 川野浩司監督が「現場がうるさすぎた」と振り返るほどに、同世代ということですぐに打ち解けたというキャストたち。その中でも特ににぎやかだったのは西銘と伊阪だったようで、伊阪が「撮影の時はスケジュールもタイトだったので、コミュニケーションを取るのは大変だったけど、番宣などで西銘くんとご一緒して。僕も騒がしいと言われるけど僕以上。(自身がペアを組む阿久津)仁愛って大変なんだなと気づかされました。(西銘とペアを組む)飯島くんは寛大ですよ」と証言。西銘は「存在感があったということかな」と笑ってみせた。

 本作では、奥田民生、JUDY AND MARY、岡村靖幸、GAO、Something ELse など、1990年代を代表するJ-POPアーティストの名曲を、キャスト陣がニューアレンジでカバー。「生まれる前の曲なので、半分くらい知っていて。半分くらいが知らない曲でした」と飯島が振り返れば、西銘も「僕も生まれる前、お母さんのお腹にいた頃の曲なので。あの名曲を自分たちで歌うのは緊張しましたし、プレッシャーもありましたね」と振り返った。

 映画に登場するキャラクター名は、元劇団員のことを「アクト」、豆腐屋の息子のことを「ニガリ」というようにキャッチコピーのような愛称となっている。そこでイベントでは、パーソナリティーとしてコンビを組む相手にキャラクターネームを命名しようというひと幕も。その中で、飯島が西銘に対して命名したのは「急行電車」。その真意について「彼は止まることを知らないんですよ」と明かす飯島。

 一方の西銘は飯島のことを「7頭身早男」と命名。西銘は「7頭身が名字で、早男が名前。この人は早食いと早歩きがとんでもないんですよ。弁当も15秒で食べますからね。早歩きというか、走っているのと一緒。駅から一緒に歩いていても、どんどん前にいきます」と説明。その言葉に対して飯島は「時間がもったいないんですよね。せっかちなところがあって。(西銘は)歩くのがゆっくりだから、置いていっちゃうんです」と返してみせた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ツナガレラジオ〜僕らの雨降Days〜』は全国公開中