選挙期間中から「ホワイトハウスに再び犬を!」を合言葉にしていたバイデン夫妻(画像は『Joe Biden 2020年10月31日付Instagram「These dogs are here for some paw-sitive encouragement as we get closer to election day.」』のスクリーンショット)

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現地時間20日に第46代アメリカ大統領に就任したジョー・バイデン氏。25日にはジル夫人が開設間もないTwitterアカウントから、2匹の愛犬達が無事ホワイトハウスへの“引っ越し”を済ませたことをツイートした。トランプ前大統領はペットを飼っていなかったため、国民は4年ぶりとなるホワイトハウスの“ファースト・ドッグ”達に歓喜の声をあげている。

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「ホワイトハウスに再び犬を!」の合言葉とともに、昨年の大統領選挙中から動物好きを公言していたバイデン大統領夫妻。2人には2008年にブリーダーから購入したジャーマン・シェパード犬の“チャンプ”と、2018年にデラウェアの動物保護施設から引き取った保護犬“メジャー”という2匹の犬がおり、彼らは度々夫妻のInstagramに登場しては人気を集めてきた。

昨年11月末には、バイデン氏がこのメジャーと遊んでいる最中に足を滑らせ転倒、右足首をくじいて数週間ウォーキングブーツ(患部の保護と治癒の促進、そして歩行サポートのために装着するブーツ)を履いていたことは記憶に新しい。

そんな大の愛犬家である夫妻が無事に大統領就任式を終え、ホワイトハウスに入居して数日が経過した。バイデン大統領が就任初日から次々と大統領令への署名を行い精力的に職務にあたるなか、ジル夫人も米時間25日、20日に開設されたばかりのTwitterアカウント「@FLOTUS」にてあるメッセージを発信した。

「チャンプとメジャーがホワイトハウスで私達に合流しました!」

このツイートには、スニーカー姿のジル夫人がチャンプを迎え入れる光景やワシントン・モニュメントをバックに広々とした芝生を満喫するメジャーの写真などが添えられている。

「チャンプは暖炉のそばに置かれた新しいベッドがお気に入りで、メジャーは南庭を嬉しそうに走り回っていました。」

ジル夫人のスポークスパーソン、マイケル・ラローサ報道官がそう明かしているように、どうやら2匹の愛犬達も「1600 Pennsylvania Avenue」への“引っ越し”を無事完了し、新居ですっかりくつろぎモードで過ごしているようである。

ドナルド・トランプ前大統領はペットを飼っていなかったため、ホワイトハウスにこうして再び犬が迎え入れられるのは2017年1月のオバマ第44代大統領退任以来4年ぶりのこと。そのためジル夫人のこの日のツイートには、

「ホワイトハウスにまたワンちゃん達が戻ってきたんだね!」
「やっぱりホワイトハウスにはペットがいなくちゃ!」
「“ファースト・ドッグ”達、ウェルカムバック!」

と歓喜のツイートが多数寄せられている。中には

「うちの子も喜んでる」
「ぜひうちの犬とプレイデートをさせたいです!」

と自慢の愛犬の写真や動画を披露するユーザーもおり、夫人のツイートは投稿から半日足らずの間に2万件以上もリツイートされる大反響となった。今後はチャンプ&メジャーという2匹の“ファースト・ドッグ”達が、ホワイトハウスのアイドルとしてますます国民の人気を集めていくことだろう。

画像は『Joe Biden 2020年10月31日付Instagram「These dogs are here for some paw-sitive encouragement as we get closer to election day.」』『Jill Biden 2021年1月25日付Twitter「Champ and Major have joined us in the White House!」』『Dr. Jill Biden 2020年8月26日付Instagram「Build Bark Better.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)