時短要請県内全域に 店側は冷静に対応
国の緊急事態宣言の対象地域追加を受けて、これまで宇都宮市内が対象だった飲食店の営業時間短縮要請などが県内全域に拡大されました。
先月から県内の感染者が急増していたこともあり、今回の対象地域追加を冷静に受け止めている事業者も見られます。
ドリップコーヒーとラテアートを目当てに首都圏からも多くのお客さんが訪れる日光市今市の人気のカフェ、珈茶話(かしわ)です。
県内で新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからのおよそ1年、営業時間を短縮したり夜の営業を予約制にしたりと工夫をして対応してきました。
こうした中で迎えた2度目の国の緊急事態宣言。
自慢のコーヒーと料理を届けたいと14日から店内での営業を休止し、テイクアウトのみに切り換えました。
県の要請に応じて営業時間の短縮に協力した事業者には協力金として最大で144万円が支給されます。
柏木さんは協力金はありがたいとしながら、従業員やお店のファンのためにもテイクアウト向けの新しいメニューの開発などに挑戦したいと話します。