冬休みがはじまり、いつもの年なら年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちによる帰省ラッシュを迎える時期ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で新幹線の乗車率は50%を下回っています。

26日午前10時ごろのJR宇都宮駅の新幹線のホームです

朝から多くの家族連れなどで混み合う帰省の混雑は見られませんでした。

例年この時期の下りの乗車率は100%を超えますが、指定席の予約も4割ほどと大幅に減っていて、不要不急の移動の自粛要請などの影響が見られました。

JR東日本では山手線や中央線など首都圏の路線で、今年の大みそかから来年の元旦にかけて夜通し列車を走らせる終夜運転を取りやめます。

一方、すでに発表されている年末年始の新幹線の臨時列車や県内を走る在来線に関しては予定通り運行するということです。

Uターンで利用者が多いのは年明け来月3日と予想されています。